購入者の主体が60代以上となっているハム・ソーセージギフトはジリ貧傾向が続いている。近年は若年層の取り込みが課題となっており、今中元ギフト商戦でも昨年同様、各社若年層をターゲットとした施策を打ち出している。また、賃金格差が拡大し、消費の二極化がより鮮…続きを読む
関西・中国・四国地区主要スーパー各社の24年中元ギフト商戦は、例年通り5月前半からスタートしており、8月中旬まで展開する。長年にわたりギフトの早期受注期間は前倒し傾向が続いていたが、今中元では歯止めがかかっている。 コープこうべ、フジは2日前倒しだ…続きを読む
親しい人のことを思って贈るカジュアルギフトの拡大とともに、中元の儀礼的な要素は薄れつつある。慣例だった二重包装も「丁寧」ではなく「過剰」という認識に変わり、環境志向の高まりから商品の一部に包装紙を巻く簡易包装が主流となった。包装に対する価値観が変化する…続きを読む
プリマハムの24年中元ギフトは「ありがとうを、贈ります。」をテーマに、ライフスタイルの変化、環境の変化の中で健康で豊かな食生活が持続すること、贈られた人が感謝の気持ちを感じられるような商品をラインアップした。昨年に続きバナナマンを同社のイメージキャラ…続きを読む
スターゼングループの24年中元ギフトは、生活者のニーズに応える厳選したラインアップを揃えた。ギフトカタログの表紙は、BBQやキャンプなど夏らしいイベントをイメージ。ハム・ソーセージなどの定番ギフトから、こだわりの洋惣菜ギフト、もらってうれしいミートギ…続きを読む
ビール類はクラフトビールやプレミアム品といった特徴的な味わいの商品を組み入れた提案が目立つ。嗜好(しこう)の多様化に対応するとともに、ギフトを通じてビールの奥深さを伝えたいメーカーの意向がうかがえる。 アサヒビールは主力の「スーパードライ」「アサヒ…続きを読む
洋菓子ギフトは食品屈指の情緒的価値を武器に売場を形成、贈答需要の定番ジャンルとして幅広い世代やシーンに対応している。中元商戦では百貨店を主戦場に、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、個人店・チェーン店などの路面店、さらにEC・Web通販など裾野…続きを読む
食用油ギフトは生活必需品としての需要に加え、健康感やプレミアム感などさまざまな価値を兼ね揃える。また、近年ではオリーブオイルの品揃えが充実しているほか、食用油の健康価値への見直しを背景に、サプリ的オイルや人気のこめ油もラインアップされ、アソートギフト…続きを読む
乾麺の中元ギフトは、夏の贈り物としてのポジションは確立していることから、安定した市場となっている。引き続き、法人の贈答機会の減少など、マイナス要因があるものの、個人向け需要は堅調に推移していることから、新需要の創出に向けた製品ラインアップの強化が行わ…続きを読む
今中元期のコーヒーギフトは、伸長するスティックやポーションギフトに加え、リキッドコーヒーなど、市場活性化を目指し、各社からの提案が活発化している。 味の素AGFは、若年層を中心に進む「嗜好のバラエティニーズ」に着目し、「『ブレンディ』ポーション濃縮…続きを読む