明治は4月24日、名古屋市立大学大学院の研究グループと「ヒトiPS細胞由来二次元腸管オルガノイド(hi-IOs)」を用いた生理作用評価系を確立し、同評価系で同社保有の発酵乳スターター乳酸菌2株が腸管バリア機能を強化することを確認したと発表した。同研究…続きを読む
明治は3月24~27日に開催された「日本農芸化学会2024年度東京大会 創立100周年記念大会」で、乳酸菌「OLL1073R-1株」と「OLS3059株」で発酵させたヨーグルトの継続摂取で、健康状態の改善を確認したと発表した。同社研究本部の所在する八…続きを読む
明治は4月19日、ヨーグルトの摂食頻度の高さと、ナチュラルキラー(NK)細胞の活性化の関連性を示唆する結果を得たと発表した。当研究成果は「薬理と治療」(2024年52巻3号)に掲載された。今後、さらにデータを蓄積することで、免疫状態と生活習慣などに関…続きを読む
女性の健康課題の一つとして若年女性のやせが注目されている。4月からスタートした健康日本21(第三次)では、BMI18.5未満の20~30代女性の割合を32年度までに15%に減らす目標が示された。特に妊婦のやせは、低出生体重児を出産するリスクが高いこと…続きを読む
小林製薬の紅麹問題を受けて、消費者庁は有識者でつくる「機能性表示食品を巡る検討会」を急ピッチで開き、制度改善の方向性を絞り込んでいる。国への届け出による登録制や事業者の責任による表示といった制度の骨格は変えず、サプリメント形態の製品に限り、品質管理面…続きを読む
子どもから高齢者まで、メンタルヘルスに不調を抱える人が増える中、うつ病をはじめとする精神疾患の予防や治療に食事・栄養の観点から科学的にアプローチする新しい学術領域「栄養精神医学」が注目されている。2013年に創立された国際栄養精神医学会(ISNPR)…続きを読む
味の素社は長年の知見がある酵素領域の特許技術(申請中)により、おいしさはそのままで糖の吸収が穏やかなご飯が炊ける電気炊飯器専用調理料を国内で初めて商品化した。従来、ご飯の経時劣化を抑制する酵素活用方法はあったが、健康関連の活用は極めてまれ。「白米どう…続きを読む
ヤクルト本社は15日、国立研究開発法人国立長寿医療研究センター(国立長寿医療研究センター)が実施するフレイル(加齢に伴う心身の機能低下)の進行・改善に関与する要因解明を目的とした「東浦研究」への参画を発表した。乳酸菌摂取が脳や体の健康に果たす役割を明…続きを読む
●「GREEN DA・KA・RA」啓発など強化 サントリー食品インターナショナルは24年、水分補給飲料「GREEN DA・KA・RA」を通じた熱中症対策を2ヵ月早めて実施する。昨年比1.5倍となる3000店での店頭作りを5月に垂直立ち上げし8月まで…続きを読む
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構/NARO)は16日、「第3回NARO食と健康の国際シンポジウム」を開催した。「FERMENTATION(発酵)-Technology and Health-」をテーマに、基調講演と二つの分野別セッションで構成…続きを読む