極洋は企業理念である「健康で心豊かな生活と食文化への貢献」を体現する取り組みの一環として、減塩製品の開発・普及を重要な社会課題への対応と位置付けている。単なる“塩分控えめ”にとどまらず「美味しさと健康を両立させる減塩」の実現を目指している。 研究・…続きを読む
銀河フーズの「減塩&糖質ゼロ」商品は3品(ウインナーソーセージ、ロースハム、ベーコン)。いずれも塩分30%カット、糖質ゼロで、地道な販売努力によって、定着してきた。今年4月からは、ウインナーの2束タイプが発売されている。「視認性を高め、人気商品をもっ…続きを読む
日本人の食塩の摂取源の約7割は調味料(味噌、醤油、塩、スープ、ソースなど)といわれる。そのため「減塩」「低塩」「適塩」をうたう食品の開発は調味料を中心に進んでおり、家庭や飲食店の卓上では減塩を意識した調味料を選択しやすい環境になってきている。一方で、…続きを読む
減塩は国民の健康増進における重要な課題の一つであるが、単に塩を減らすだけでは満足感が足りない食事になってしまう場合が多く、また「塩ならでは」の魅力も食品開発では鍵を握る要素である。「食品のおいしさ」を成分分析や動物行動学、ヒト官能試験など多角的な視座…続きを読む
◇減塩・野菜摂取増を促す 日本高血圧学会(JSH)は昨年10月、高血圧の予防や管理への有用性が期待される「尿ナトカリ比」に関するステートメントを公表した。尿ナトカリ比は、減塩とカリウム摂取増加の指標として、今後JSHとしても情報発信に注力していく。…続きを読む
日本高血圧学会(JSH)減塩・栄養委員会は、高血圧をはじめとする生活習慣病の予防・改善のための取り組みの一環として、2013年から「JSH減塩食品リスト」を作成・更新している。同リストは、減塩の必要性・重要性の普及啓発、手軽に減塩できる選択肢の一つと…続きを読む
厚生労働省所管の国立循環器病研究センター(国循)が推進するかるしおプロジェクトの輪が広がりつつある。国循のお膝元での生活者、食品業界や機関への啓発活動やイベントにとどまらず、昨年11月からは全国5ヵ所で市民向け体験型・循環器病予防啓発イベント「かるし…続きを読む
◇流通業界の取り組み 国分グループ本社は16年にヘルスケア統括部を新設し、健康関連ビジネスの一環として減塩カテゴリーを継続的に育成している。近年は共創圏による活動も広まり企業や自治体との連携により、学校給食や社員食堂への減塩レシピの提供や出張授業を…続きを読む
◇流通業界の取り組み アクシアル リテイリングは各部門、あるいは部門横断でさまざまなPBを展開している。その中で「健康」を重要な取り組みと位置付けており、減塩に対してはうまみや素材の味を前面に押し出した「だし香る」シリーズを中心に展開。単なる減塩で…続きを読む
●イノベーション大賞の特別賞に キリンホールディングスと明治大学は、科学技術と経済の会が主催する第12回技術経営・イノベーション大賞で、食器型デバイスの「エレキソルト」の開発や事業化、減塩推進の取み組みなどが評価され、選考委員特別賞を受賞した(25…続きを読む