●人と環境、体にも配慮を ベル食品工業は日本初の固形カレールウの開発とともに1950年に創業した。全国のご当地レトルトカレーを年間100種類以上開発するなどOEM製造で技術力を発揮してきた同社だが、近年は自社ブランド「やさしいベルカレー」チャレドシ…続きを読む
●個体差の軽減にも工夫 極洋は“食文化に貢献し、社会とともに成長する”を企業理念とし、「魚を中心に、食で人と暮らしと地球によりそう サステナブルな世界へ」を企業パーパスに掲げる。その中で重要な課題解決への取り組みとして、減塩製品を位置付けている。塩…続きを読む
●おいしさとの両立追求 関西のソウルフード「ぼんち揚」をはじめとする米菓やスナック菓子の製造・販売を手掛けるぼんちが22年2月に発売した「減塩ピーナツあげ」は「ピーナツあげ」のおいしさはそのままに、食塩を30%カットしている。菓子初のかるしお認定商…続きを読む
●今秋にかるしお姉妹品 ナッツ、ドライフルーツの企画製造販売会社であるナッツミーが展開する国立循環器病研究センターのかるしお認定を取得した、「かるしおミックスナッツ」の販売が好調だ。発売から1年半が経過したが、出荷金額ベースで前年比2倍と高い伸長を…続きを読む
◇「かるしおプロジェクト」の軌跡 平和堂と国循が6月19日に「国民の生活習慣病予防と健康寿命延伸促進」を目的とした連携協定を締結した。国循に隣接する平和堂の「フレンドマート健都店」ではかるしお商品棚を常設し、23年11月には売場をさらに拡張し、認定…続きを読む
◇「かるしおプロジェクト」の軌跡 ●もっと身近にもっと手軽に 国循は日本から循環器病をなくし、誰もが健康で過ごせる社会を作るために、体作りの基礎となる食生活を整えてほしいと唱え、かるしおの啓発活動に力を入れる。2012年ごろから始動した「かるしお…続きを読む
◇「かるしおプロジェクト」の軌跡 かるしお認定は、調味料や加工食品では同質のほかの食品より食塩相当量30%以上カット、単品・惣菜などは1人前の適量で食塩相当量0.5g未満、弁当・外食などでは1食当たりの食塩相当量2g未満、エネルギー450~600k…続きを読む
◇「かるしおプロジェクト」の軌跡 かるしお調理法やレシピ発信を熱心に進めても、日々の家庭食、外出時の食で減塩を意識し続けるのは難しい。国循では食品業界の力を借りて、減塩食の選択肢を広げ、かるしおを手軽に取り入れられる環境整備も進めている。 201…続きを読む
厚生労働省所管の国立研究開発法人国立循環器病研究センター(国循)は循環器病予防や健康寿命延伸の鍵は減塩と唱え、入院患者だけにとどまらず、退院後、さらには健常者にも“続けられる減塩食”としてかるしお調理法を推奨している。かるしおとは“塩(しお)”を“軽…続きを読む
甘味の増強物質や代替物質の研究や実用化は進んでいる一方、塩味の増強物質や代替物質はほとんど見つかっていない。 その理由の一つに、人体(舌の上)における甘味と塩味の感じ方が異なる点が挙げられる。 甘味は、甘味物質が舌の細胞の表面にある甘味受容体(甘…続きを読む