大手コメ卸の間で従来の外食や中食など需要創造型川下戦略から、調達の要となる農業を支援する川上戦略へと方向転換が目立つ。きっかけは今回の米騒動で、業界内で農家高齢化と異常気象による生産力低下が要因という見方で共通し、国策を待つだけでなく、民間からも農業…続きを読む
【関西発】「京納豆」の老舗である藤原食品は24年7月に「楽曲付き納豆」を発売し、注目を集めた。同社はかねて国産大豆の風味を生かした商品づくりを行うとともに、書店を販売チャネルに持つなど業界の常識にとらわれない発想で、熱心なファンを獲得している。全国納…続きを読む
◇濱地輝誠東北リテールカスタマーソリューション部長 ●「AJINOMOTOギョーザ」で市場開拓 【東北発】味の素冷凍食品はこの春、新たに「AJINOMOTOギョーザ」でブランド、技術力の浸透を目指している。もっと、おいしさや価値を知ってもらい、生…続きを読む
【東北発】みやぎ生協国見ヶ丘店(仙台市)が2月22日、改装オープンした。新フォーマットの導入効果について、山岸正治コープ東北サンネット事業連合常務理事に聞いた。(庄司新太郎) ●改装店2桁伸長 新フォーマットで集客増へ コープ東北の改装店の売上高…続きを読む
【東北発】麺の総合メーカー、宮城県登米市のマルニ食品は24年2月、冷凍麺ラインを稼働させた。1年経過し、受注が増え続け手応えを感じている。チルド麺主体だったが、これからの市場を見据え、東北から関東以西への展開がなければ成長は望めないとして冷凍麺への挑…続きを読む
◆北海道の注目企業 【北海道発】北海道でたれ・スープなどの製造販売を手掛ける札幌市のアイビック食品。国内でも珍しい釣具・アウトドア用品卸グループの食品会社で、そのルーツを生かして2023年9月30日、北広島市にキャンプ・フィッシング・食が融合した体…続きを読む
神明ホールディングス(HD)は14日、営農情報プラットフォームを構築・提供する農業スタートアップ、ウォーターセルと資本業務提携した。“令和の米騒動”に象徴される農業危機が顕在化する昨今にあって、新たな仕組みを作り次世代農業者とのつながりを強化。「農業…続きを読む
国分グループ本社は5月1日付で、首都圏エリアの低温卸売事業を展開する国分フードクリエイトと、生鮮卸事業の国分フレッシュリンクを統合し、国分フレッシュ・フードトランスに社名変更する。18日に発表した。 低温事業と生鮮事業の融合でサプライチェーン上流へ…続きを読む
栃木県の有力業務用卸・ニッカネは13日、このほど竣工した新宇都宮本社・宇都宮支店に仕入先幹部らを招き、披露式を行った。 新社屋は北関東自動車道上三川ICから約4kmの上三川インター南産業団地に位置。敷地面積2万2627平方m、延床面積8037平方m…続きを読む
【関西】トーホーは4月に始まる新経営体制で、26年1月期売上高2530億円(前年比2.7%増)、営業利益82億円(同9.4%増)、経常利益83億円(同7.9%増)、純利益47億円(同4.8%増)の過去最高に挑戦する。中計目標値も上方修正し、最終年度の2…続きを読む