農水省、コメ流通の大規模調査を公開 流通目詰まりデータなし
2025.08.06農林水産省は7月30日、コメの取り扱いを届け出ている全事業者、加工メーカーと外食・中食業界や農家も対象に初めて実施した大規模な流通実態調査の結果をまとめ、有識者でつくる「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」に示した。コメ価格高騰の要因としていた流通の…続きを読む
北大阪農業協同組合(JA北大阪)の「WE米(ういまい)」は、健康的な食生活をサポートするスーパー玄米で、大阪公立大学をはじめとする協力者の輪を広げ、産地化に成功し、商品化に至った。 同品は、穀物の中でトップレベルの食物繊維量を有し、通常のうるち玄米…続きを読む
大和産業の自社ブランド「ヤマトライス」では「時短でおいしい」をキーワードに玄米を使用した商品群の売上げが好調だ。中でも普段の食事にかけるだけで使える「GABA発芽玄米粉」は、23年8月に商品をリニューアルしており、販売数はリニューアル前と比べて年間で…続きを読む
在阪有力米穀企業の幸南食糧は、コメ卸事業に加え、加工食品事業にも展開し、売上げを拡大させている。コメのプロならではのノウハウを生かし、コメのおいしさを引き出した商品を開発。ポリシーは「品質と味」「安全性」「健康」「地域」「自然」の五つを守ることに置い…続きを読む
最大手コメ卸の神明は、健康米「こめからだ」シリーズに注力している。今までなかった、白米と雑穀が配合された雑穀初心者向けブランドで、商品は「お米と雑穀ブレンド」と「お米ともち麦ブレンド」で、4kgと2kg入り、1合の150g入りの各3タイプを発売。2k…続きを読む
この春から新たなテーマ「おこめにプラス」を掲げ、大麦・雑穀による健康的な主食の普及拡大を目指す、はくばく。消費者の健康志向に加え、コメの不足、高騰が背景の「かさ増し需要」も上乗せとなり、「もち麦」やミックス雑穀は好調が続く。今夏は、新規ユーザーの開拓…続きを読む
精麦や雑穀、玄米類など健康を基軸としたコメ関連商品の市場(POSデータからはくばく推計)は24年4月~25年3月、前年比17.4%と大きく伸長し、188億円と過去最大規模となった。15年比で見ると約1.9倍に達し、直近の10年間でほぼ倍増している。長…続きを読む
●各社対応に苦慮 コメが主食のわが国では、伝統的にコメを原料にした多様な食品が生まれ産業が形成されてきた。コメ不足の影響は、主食用米だけでなく、こうした原料のコメにまで及び、全国のコメ加工の業界団体が1日、農林水産省を訪問し、小泉進次郎大臣に陳情し…続きを読む
【関西】ヒガシマル醤油は25年度実績を1.1%増で折り返した。誕生60周年の「うどんスープ」=写真=で消費者とのエンゲージメントを高めて売上高3.5%増と増益だった24年度に続き、今期も堅調。下期は麺関連市場の拡大を見込み、「うどんスープ」を軸にうど…続きを読む
政府備蓄米の出回りが進む中、消費者の購買行動も変化している。マーチャンダイジング・オンが展開するPOSデータ「RDS-POS」によると、6月16~22日(全国3500店舗)のコメ売上げ点数ランキング(表)で、上位11品のうち1~8位はすべてブレンド米…続きを読む
農林水産省農産局の武田裕紀農産企画課長は6月27日、東京都内で開催された高機能玄米協会「第17回総会」で、「コメ政策の方向性について」をテーマに講演した。 4月に閣議決定した食料・農業・農村基本計画で、2030年までにコメの生産目標として、23年の…続きを読む