米穀業界は、“令和の米騒動”に翻弄(ほんろう)されたものの、長年続いた安値販売に歯止めがかかった形で、売上げや収益が向上。これを原資に従来の精米販売以外の、将来を見据えた多様な取り組みが始まっている。ただ、出来秋が高値だった25年産米の価格下落による…続きを読む
◆米穀業界の意見・提言 ◇全国米穀販売事業共済協同組合・山崎元裕理事長 ●代謝把握し健康づくり 一昨年から昨年にかけての米価高騰で、コメの消費量が減少したものの、人々のコメに対する関心は高まっています。その一方で、糖質を含めたバランスの取れた食…続きを読む
●子ども食堂への提供も アイリスオーヤマは、東日本大震災の復興支援を掲げ、精米事業に参入。これが同社の食品事業の始まりとなっている。その一環として、アイリスアグリイノベーションを立ち上げ、恒久的に農業を支援するほか、事業成長によって、地元産米の消費…続きを読む
●コメ不足・価格高騰対応 消費地自治体が中心になり、コメをめぐる課題に対応する動きが始まっている。大阪府泉大津市は、生産地との連携による「コメのダイレクトサプライチェーン」を進化させ、昨年「安全・安心な食料の安定的確保に関する構想」を策定。全国の生…続きを読む
コメ不足からコメ余りに、高値から下落へとコメをめぐる状況は大きく変化し、業界は新たな対応に動き出している。「コメを選んでもらう」ための新たな視点での価値訴求や、生産、消費面での持続可能性の追求。特に、農家高齢化や異常気象、頻発する自然災害など、農業を…続きを読む
米価は高騰から一転、下落基調を強めており、組合員コメ卸は、仕入れ値を割り込んだ価格での販売を余儀なくされている。高値の後に値が下がり差損が生じるという、長年のコメ流通構造は何ら変化していない。また、高値のたびに消費量が減少してきたのも事実だ。 この…続きを読む
【関西発】月桂冠総合研究所は、日本酒造りに欠かせない麹菌が作る成分「デフェリフェリクリシン(Dfcy)」が、古米の食味改善に寄与することを確認した。炊飯時にDfcyを添加することで、古米特有の臭いの原因成分が抑制され、ご飯の艶やもっちり感が向上するこ…続きを読む
つゆ市場は新たな冷凍タイプの開発が相次ぎ、店頭への導入も好調でヒットの兆しが見える。夏の酷暑、長期化、コメ相場の高止まりによって特に昨年から麺需要が伸び、市場を底上げしている。冷凍提案の活性化は消費者の気づき、自分ごと化にもつながり、冷製アレンジの広…続きを読む
みたけ食品工業は設立66年の歴史を持つ穀物製粉メーカー。創業当初から和菓子の原料となる上新粉をはじめ、きな粉、麦茶、ごま、いりぬか・ぬか床、米粉、大豆粉の製造を順次開始。小麦粉の代替として注目される新規米粉には業界に先駆けて取り組み、トップクラスの生…続きを読む
つゆは醤油、みりんなどの基礎調味料に鰹節などの天然だしを用い、和食全般に使える、現代の基礎調味料として定着している。26年3月期の市場は濃縮の中容量、白だし、麺用ストレートが成長して近年のトレンドが加速。主力の既存鍋つゆ、濃縮つゆも回復して全般に活況…続きを読む