人手不足の昨今、食券制やセルフ方式などのシンプルなシステムを採用する店が増えているが、ラーメンやそば、牛丼などの庶民的グルメ店がほとんど。そんな中、“庶民的”とは対称的な立ち位置にあるフランス料理店でありながら、食券制で料理提供も食器片付けもセルフ方式…続きを読む
新たな牛赤身肉誕生に向けた事業が今、進んでいる。一般社団法人全日本・食学会は、JRA(日本中央競馬会)の助成事業「シェフと支える放牧牛肉生産体系確立事業」を2017年度から推進。同事業は、専門農家以外でほとんど流通されることがなかった「ジャージー種」や…続きを読む
東京・築地の日本料理店「魚月」で1月20日から、映像と食をコラボしたコース料理の提供が開始される。同店は、プロジェクションマッピングと料理を楽しむ新感覚レストランとして、昨年リニューアルされた。店内は海中の映像が四方からプロジェクションマッピングで映し…続きを読む
2020年上期の食品カテゴリーの総合展望を天気予報形式で占った。今年は7月にいよいよ東京オリンピック・パラリンピック大会が開催され、日本経済にとって記念すべき年となる。大会開催に向けて五輪関連商材やインバウンド消費などが伸びる見通しだが、カテゴリー別予…続きを読む
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)の食卓観戦向け応援メニュー提案商戦が始まった。実際に競技を観戦できるのは限られた人となり生活者の多くがTV観戦となるため、調味料メーカーをはじめとした食品メーカーの多くが東京2020大…続きを読む
消費税率アップに伴い、実店舗を持たない宅配専門の飲食店“ゴーストレストラン”に注目が集まっています。軽減税率の対象となるデリバリーは、今後ますます利用者が増えるとされる市場です。ここでは、ニューヨーク発といわれるゴーストレストランの仕組みと利点を見てい…続きを読む
『日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語』(中公新書)で描いたのは、二つの果物、五つの野菜の268品種にまつわる新旧攻防のほか、在来種を守る取組み、ブリーダー(育種家)をはじめとした人物や企業の知る人ぞ知る普及への功績と労苦、害虫や病気から守る栽培…続きを読む
醸造の街、新潟県長岡市摂田屋に本社を置く醤油メーカーの越のむらさきは、だし入り加工醤油「越のむらさき」ブランドで県内加工醤油市場の圧倒的なシェアを誇る。だし醤油文化になじみがなかった新潟で、40年以上前から地道に定着を図りロングセラー商品に育成。近年は…続きを読む
コンビニエンスストア業界は24時間営業を基本とした店舗運営や品揃え、加盟店指導、組織体制を見直し、ビジネスモデルを転換できるかが問われる。2019年、加盟店の人手不足は深刻で社会問題視され、国も対策に乗り出し、各チェーンが行動計画を求められる事態となっ…続きを読む
SDGs(持続可能な開発目標)の理念に賛同する食品企業を中心に、プラントベースフード(植物性食品)の開発が活発化している世界的な動きの中で、2020年は日本において“食品の革命”の幕開けに成り得るだろう。その代表製品が、代替肉(フェイクミート、ベジミー…続きを読む