2019年は全国の食品スーパーで経営体制を見直す動きが広がった。方向性は大きく二つ。一つは政府のキャッシュレス・ポイント還元事業に合わせて減資する企業が増えたことだ。多くの経営判断が示したように、政府資金による5%還元支援は、減資を伴うとしても無視でき…続きを読む
厚生労働省が2019年10月1日から、遺伝子の狙った部分を効率よく改変する「ゲノム編集」食品の販売へ向けた届け出制度を開始した。日本の農業は、耕地面積の減少、農家の高齢化などによる離農、食料自給率の低下、地球温暖化による栽培適地の変化、和食の海外普及に…続きを読む
いよいよ2020年の幕開け。東京オリンピック・パラリンピック開催で、外食の盛り上がりも期待したいところだ。2019年の外食市場、2020年の外食動向の行方など、外食産業を業務用食品を通して支えている業務用食品メーカーに語ってもらった。(司会・文責=日食…続きを読む
あらゆるモノがインターネットにつながるIoT(モノのインターネット)の進展に伴い、その基盤となる通信ネットワークの重要性が増している。より高度でスピーディーな情報処理が求められる中、次世代のネットワークとして注目されているのが「5G」、すなわち第5世代…続きを読む
2019年は、2月・関東食糧(埼玉県)が新物流センター「食空間創造Base」竣工、4月・日本外食流通サービス協会(JFSA)に首都圏初の会員として久世(東京都)が加入、11月・ニッカネ(栃木県)が西東京営業所を開設したことなどが主立った動きだった。 進…続きを読む
プラスチックごみによる海洋汚染問題の解決は、ごみの適切な回収・処分が大前提であり、ごみを多く排出する新興国も含めた世界全体で取り組むことが求められている。プラ製品の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取組みを今まで以上に強化し、生分解性プラや紙な…続きを読む
ジャムとは、フルーツに含まれるペクチンの作用でゲル化させ、軟らかいゼリー状に加工した保存食品のことを指す。だから本来、ペクチンが含まれていない素材からジャムが作られることはなかったのだ。しかし、食品の加工技術が進んでペクチンが食品添加物として扱えるよう…続きを読む
いよいよ東京2020大会が開催される2020年は、食品卸業界にとっても大きな試練の年となりそうだ。インバウンドはじめ多くの需要出現の好機が見込める一方、首都圏で長期間実施される交通規制への物流対応、大会終了後の景気や需要の反動減など、山積みの課題へ直面…続きを読む
消費増税と複数税率の導入が食品流通に与える影響は、本来であれば軽減税率が適用されて8 %に据え置かれた内・中食市場には追い風に、標準税率が適用され消費増税によって10%に引き上げられた外食には逆風となるはずだった。しかし、同時に需要平準化対策として導入…続きを読む
くら寿司と東京大学大学院農学生命科学研究科「健康栄養機能学」社会連携講座・日本食品化学研究所は、「おいしいものは、体にいい。体にいいものはおいしい」をテーマに共同研究を行った。その第1弾として、「熟成まぐろ」の研究結果が、このほど発表された。 くら寿司…続きを読む