●再起懸け町中華で勝負 今年9月5日、タイ東部チョンブリー県シーラチャー郡。日本人が3000~4000人は暮らすとされるこの街に、町中華「福いち飯店」は誕生した。周囲には日本式の居酒屋や寿司店、日本食材を扱う食品スーパーは複数あれど、日本で近所の住…続きを読む
タイの食品スーパーや飲食店などで人手不足が深刻となっている。地場の食品スーパーでは従業員を募集したのに応募が少なく、経営計画の見直しを余儀なくされ当面は小型店舗を中心に出店していく方針に切り替えたところもある。飲食店でも店員の確保ができずに、出店計画…続きを読む
黒松は1925年、「進馨商会」の名でラムネを販売。31年から現在の「黒松」へ商標変更、50年には今なお台湾を代表する炭酸飲料「黒松沙士(ヘイソンサースー)」が誕生した。「黒松沙士」は、ハーブの一種であるサルサパリラから抽出されたエキスで作られた通称「台…続きを読む
レンゴーの連結子会社であるトライウォール社は、同社の100%出資子会社を通じて「ジェコインサ社」の持ち分100%を取得した。 ジェコインサ社は、同社ならびに傘下の事業会社を通じて、スペインを中心にポルトガル、モロッコにも展開し、段ボール、木材梱包、…続きを読む
●若き日、心の師匠に救われる タイの首都バンコクで小料理みかみを経営する三上博樹さん(62)には、心の師匠と呼んでも差し支えのない一人の料理人がいる。シーロム地区で焼き鳥店「やきとりハウス桔梗」を約40年間経営する太田学さんだ。これまでに焼いた焼き鳥は…続きを読む
ニップンは13日、建設を進めてきたPT NIPPN PRODUCTS INDONESIA(NPI)のプレミックス工場=写真=の竣工式を同社幹部および工場建設関係者出席の下、12日に実施したと発表した。 同社はASEAN地域における業務用食材などの拡販を…続きを読む
ヤクルト本社は13日、中国ヤクルトが24年1月1日に北京支店を設立し、店頭および宅配による乳酸菌飲料「ヤクルト」などを販売することを発表した。これまで北京市とその周辺では、中国ヤクルトの100%子会社である北京ヤクルト販売が販売を担ってきたが、北京支…続きを読む
海外の日本食レストランの店舗数が23年、前回調査時の21年から約20%増の18万7000店となったことが外務省・農林水産省の調査で分かった。現地で「日本食レストラン」として扱われている店舗を対象として調査・集計し、13日公表した。 地域別で見ると、アジ…続きを読む
食品生産・輸出の盛んなタイの食品卸売市場で、大手財閥系企業同士の“仁義なき戦い”が展開されている。 タイ最大の財閥CPグループの独壇場だった市場に、財閥規模で2位、3位のセントラル・グループとTCCグループが相次いで参入を表明。顧客の奪い合いはもち…続きを読む
南僑集団(南僑グループ)は1952年に創業し、石鹸(せっけん)の製造から始まった。“衛生”に着目し、家庭用洗剤の発売とともに、台湾国内での“手洗い促進”をすすめたのが60年代だった。 その後、石鹸原料から発展し油脂製品生産事業へ。P&Gとの提携も行…続きを読む