味丹企業は台中市に本社があり、「味味一品」や「味味A」といった台湾ではなじみのあるブランドの即席麺のほか、うまみ調味料(味精)や飲料の製造を行っている。またバイオテクノロジー研究にも強く、その技術を生かしながら近年では子会社の味丹生物科技が発酵食品・…続きを読む
ニッスイは19日、グループ企業であるニュージーランドのシーロード社が、同国第4位の漁業会社であるインディペンデント・フィッシャリーズ(IFL社)を買収すると発表した。水産資源アクセスのさらなる強化につなげたい狙い。今後、同国の通商委員会および海外投資…続きを読む
タイは、果物の女王といわれる同国産の生鮮マンゴスチンの日本への輸出が8月から解禁になったことを明らかにした。これまで蒸熱(VHT)処理をしたものは20年前から輸入が許可されていた。最近になって、ミカンコミバエ種群は果実に傷のないマンゴスチン生果実には…続きを読む
金車集団(金車グループ)は台湾宜蘭県に本社を構える飲料・酒類メーカー。日本では、台湾産ウイスキー「KAVALAN(カバラン)」で有名だが、台湾本国では老舗の飲料メーカーとしての認知も広い。 創業以来、缶コーヒーのほか茶系飲料やミネラルウオーターなど…続きを読む
森永乳業は、ブラジルのダテーラ農園(ミナスジェライス州)と2020年から取り組む植樹事業「マウントレーニアの森プロジェクト」の規模を拡大する。同プロジェクトは24年までに計7万7000本の植樹を目標としてきた。「マウントレーニア」発売30周年を迎える…続きを読む
台湾の食品安全に関する認証制度「TQF規格」を管理する台灣優良食品發展協會(TQFA)の招待により、台湾食品業界をリードする企業訪問の機会をこのほど得た。TQFAは1989年に食品GMP認証制度推進を目的に政府主導で設立。その後、民間団体として、食品…続きを読む
帝人は、このほどイタリアのガザンティ・スペシャリティーズ社と販売代理店契約を締結し、スーパー大麦「バーリーマックス」=写真=をイタリアに向けて販売する。今後はパスタやピザなど独自の料理文化を持ち、食事への強いこだわりを持つイタリアで同品の機能性の訴求を…続きを読む
新製品開発・製造において最新技術を学び、積極的に導入することをミッションにしている企業は多い。それは、未来を見据えた製品であろうと、伝統を生かした製品であろうと変わりはないようだ。 〈安永生技・安永鮮物〉 健康SMチェーン「アニョンフレッシュマー…続きを読む
タイで新たな連立政権が発足したことを受けて、昨年解禁された大麻を取り扱う業界からは安堵(あんど)の声が広がっている。連立政権協議は当初、下院第1党となった前進党が中心となって進められていたが、同党が大麻の再禁止を掲げたことから反対する意見が相次ぐなど…続きを読む
農業生産国タイで干ばつによる農作物への影響が懸念されている。雨期の真っただ中というのにまとまった雨は少なく、ダムの貯水量も少なくなっているからだ。タイ気象台によると、太平洋赤道域の海水の温度が上昇するエルニーニョ現象の影響とみられ、最大で来年2月ごろ…続きを読む