明治は1日、中国における5ヵ所目の生産拠点である明治乳業(天津)有限公司=写真=が、1月31日から稼働を開始したと発表した。同工場の稼働により、これまで明治乳業(蘇州)有限公司1拠点で生産していた牛乳・ヨーグルトの供給体制を強化。今回の稼働で、中国にお…続きを読む
ヤクルト本社は、近年健康への関心が高まりを見せる中国市場の強化へアクセルを踏み込むようだ。1月26日から、新設した中国ヤクルトの製造子会社である無錫ヤクルト第2工場で、高付加価値アイテム「ヤクルト500億ライト」=写真=の展開をスタート。同品は天津工場…続きを読む
新規参入が事実上困難だったタイのビール生産市場で、障壁となっていた法令がこのほど改正された。これにより個人を含む小規模事業所の参入が容易となり、地域振興のためのビール造りやビア・バー、愛好家の動きも活発化しそうだ。各地の工芸品に例えられるクラフトビール…続きを読む
◆食料取り巻く環境は悪化 認定NPO法人国際連合世界食糧計画WFP協会(国連WFP協会、安藤宏基会長)は、2022年2月24日に発生したウクライナ危機に対して「武器ではなく食料を!」と呼び掛け、食品業界をはじめとして法人・個人合わせた寄付が19億円を突…続きを読む
2022年は国連WFPにとっても激動の一年となりました。紛争、気候危機、新型コロナウイルス感染症の影響、物価上昇などによって飢餓人口が急増し、2月にウクライナ戦争が勃発、そしてさらなる世界的食料価格の高騰が発生した結果、現在世界では3億4900万人が急…続きを読む
2022年は新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き経済回復に向けてスタートしましたが、ウクライナ問題が発生し、経営環境に大きな影響を与えることになりました。不安定な国際情勢によってエネルギーや原材料の価格は想定以上に高騰し、物価高や円安が進行するなど、…続きを読む
ドイツのベルリンで20~21日にかけて開かれたベルリン農業大臣会合は、64ヵ国・機関が参加し、世界の食料安全保障が課題となる中、ウクライナ問題や食料システムの変革について議論した。出席した野村哲郎農林水産大臣は「各国が資源を有効活用しつつ、持続可能な農…続きを読む
発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・製造するスタートアップ企業・DAIZは、海外戦略を加速する。24日、植物性由来原料の世界的リーディングカンパニーのフランス・Roquette社と資本業務提携を締結、協業での市場活性化を図ることを発表。共同研…続きを読む
●思い出を再現するカクテル提供 昨年末にタイ・バンコクにグランドオープンしたスピークイージーバー「OPIUM」の人気カクテルコース「リキッド・サリーアリティー」には、文字通りの「超現実」の意味がある。誰もが持つ思い出の一瞬、過去のかすかな記憶。今や断片…続きを読む
果物の生産が盛んなタイで、今年も引き続き輸出が拡大しそうだ。人の流れが再開した中国市場で需要が高まっており、ラオスを経由する鉄道輸送網の整備も後押しする。新型コロナの収束に伴い、途絶えていた海外からの検疫担当者の往来もできるようになって、輸出が再開した…続きを読む