●「やぁや」の優しいご飯届ける 合計特殊出生率(女性が生涯に出産する平均の数)1.51人、平均寿命77.15歳。いずれも東南アジアの新興国タイの2019年の人口統計データである(ともに世界銀行)。一方、日本は前者が1.33人(令和4年版少子化社会対策白…続きを読む
コロナ規制の完全撤廃を1日に宣言したタイで、外食産業の出店攻勢が続いている。バンコク中心部の商業施設では、深夜1時まで営業する夜間帯の飲食街がオープン。大規模なプロモーションを実施している。大手外食チェーンでは5年後に小売の売上高倍増を目指すとする企業…続きを読む
在阪有力米穀メーカーの幸南食糧は、香港最大のコメ卸ゴールデンリソースグループのPB商品として、初めて日本米を使った雑穀入りパックご飯「発芽玄米ごはん/170g」「十六穀ごはん/170g」の2品=写真=を製造。9月から直営店と現地ECサイトで販売開始した…続きを読む
新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた東南アジアの食品小売市場で、コロナの収束後を見据えた大掛かりな投資が相次いでいる。会員制の高級店を出店するほか、旧ブランドを新ブランド名に変更して顧客への周知を徹底。あるいは、デジタル技術を駆使して大衆店の屋台…続きを読む
ヤクルト本社は10月1日から、海外子会社のインドネシアヤクルトで、低カロリータイプの「ヤクルトライト」を発売する。ジャワ島とバリ島で販売を開始し、順次地域を拡大する予定。1日当たりの目標販売数量は25万本で、スーパーマーケットやミニマーケットなどの店頭…続きを読む
●コロナ禍で得たものも大きい 2年半に及んだタイの新型コロナウイルス感染症。政府によるロックダウン(都市封鎖)は街から人の姿を消し、各地の飲食街はさながらゴーストタウンのように静まり返った。飲食店の撤退や店舗縮小も相次ぎ、街は空いた貸テナントであふれ返…続きを読む
アイルランドは、雄大な自然との調和の下で、伝統の職人技と高度な先進技術を融合した高品質な乳製品を生産し、世界140を超える市場に輸出している。国土の約8割が牧草に覆われた地の利を生かしたアイルランド独自の「グラスフェッド スタンダード」認証を取得したバ…続きを読む
農林水産省は13日、日本産食品の主要輸出先である香港で、輸出事業を後押しする「輸出支援プラットフォーム」(輸出PF)を設立した。現地と同省をオンラインで結んで開催した同日の立上げ式には、日本側から野村哲郎農相はじめ同省幹部らが、香港側からは岡田健一香港…続きを読む
タイと中国が主産地のショウガ漬け原料は、現地情報によればタイはおおむね例年並み、中国は前年相場や天候不順の影響で作付面積・収量ともに減少しているようだ。また、副資材の高騰や円安の影響で仕入れ価格は依然高水準で推移しておりコスト面での厳しさが増している…続きを読む
●こんなに苦しいことなかった 毎月の売上げは4分の1以下。最大で月50万バーツ(約185万円)の大赤字。タイ・バンコクでデザイン会社「メニュー・デザイン・ラボ(タイランド)」を経営する大阪出身の近藤かおりさんは、この2年半のコロナ禍を一人、パニック状態…続きを読む