ロシアによるウクライナ侵攻などをきっかけに世界的な食材の高騰が続く中、タイの即席麺業界と政府が壮絶な神経戦を続けている。経営が圧迫されているとして販売価格の大幅引き上げをしたい業界に対し、タイ政府商務省が価格統制制度を理由にこれを認めて来なかったのだ。…続きを読む
アイルランドのチャーリー・マッコナローグ農業・食糧・海洋大臣がアイルランド政府貿易使節団を率いて来日し、アイルランド政府食糧庁Bord Bia(ボード・ビア)の日本における3年間のビジネス戦略を発表した。 1日に東京都内で行われた記者会見=写真=では、…続きを読む
吉野家ホールディングス(HD)は、中国で運営する「はなまるうどん」について、撤退をすることを明らかにした。 同社によると、2011年に上海に1号店を開店、中国国内で2店舗(今年7月末時点)を展開していた。 撤退理由として「中国国内では、価格の安い競合が…続きを読む
ニチレイフーズは8月22日、ブラジルでアセロラ事業を手掛ける子会社のNichireido Brasil Agricola(ニアグロ)が、9億円規模の投資を行い、新たにアセロラパウダーの生産ラインを導入すると発表した。23年2月の稼働を予定している。 現…続きを読む
新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かう東南アジアのタイで、食に向けた健康志向が一段と進んでいる。食品メーカー各社は健康や安全をうたった新製品を次々に市場投入。消費者への浸透を図ると同時に、事業の多角化を目指して投資の分散を進めていく考えだ。 食品ス…続きを読む
ニチレイフーズは26日、神明と株式譲渡契約を締結し、両社の合弁会社であるShinmei Foods U.S.A. Corporationの全株式を取得することについて合意したと発表した。 これによってShinmei Foods U.S.A.はニチレイフ…続きを読む
日清製粉グループのオリエンタル酵母工業は30日、インドの子会社であるOriental Yeast India Pvt. Ltd.で建設を進めていたイースト工場が完成し、8月から稼働を開始したと発表した。 近年、インドでは経済発展に伴いパン市場が目覚まし…続きを読む
農林水産省は19日、日本産食品の主要輸出国であるベトナムのホーチミンで、輸出事業者を支援する「輸出支援プラットフォーム」(輸出PF)を設立した。同日の立ち上げ式には、同省の輸出促進審議官、ホーチミン日本総領事館総領事、ジェトロ本部担当者やホーチミン事務…続きを読む
●大切なビジネスパートナー タイで和食丼専門店「さと丼」を展開する日本側出資母体SRSホールディングスの長谷祥子さんは2014年の入社。学生時代のアルバイトから同社で働き、社員となった。学生時代にニュージーランドに語学留学していた経験もあって、入社後は…続きを読む
◆照準はミドル・ロー 衝動来店--。こんな言葉をご存じだろうか。事前の強い動機や目的は特になく、「たまたま店があったから」「店の看板を見て何となく入店した」といった客の来店形態を言うのだが、こうした決してコアとはいえない客層を見事に集め、繁盛店になりつ…続きを読む