スターゼンは中国・上海に子会社を設立した。中国の食肉需要の増加などに対応したもので、運営開始は4月を予定する。 中国では人口増加や経済発展に伴い食肉需要が拡大する一方、国内生産による供給で賄い切れないことから近年食肉輸入量は急増しており、今後もこの傾向…続きを読む
●コロナ禍 巣ごもり需要にも対応 東南アジアのタイで、和牛などの輸入食肉を飲食店やホテルなどに卸している「デリカ(タイランド)」の関森大貴さんは、このところの日本国内の牛肉相場が気掛かりだ。新型コロナの緊急事態宣言が解除されて以降、国内向け流通量が増え…続きを読む
約4400店の日本食料理店が存在するタイで、首都バンコクを除く地方全域で初めて総出店数が半数を超え、約2300店に達したことが日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所のまとめで分かった。 前年比の伸び率は15.5%と、バンコク首都圏で同1.5%減少し…続きを読む
エビの養殖が盛んなタイやインドネシア、ベトナムなどで世界需要の回復に伴う生産拡大への期待が高まっている。 世界最大のエビ輸入国である米国で需要が高まっているほか、新型コロナの抑制に成功した人口最多の中国や日本でも回復が見込めるからだ。各国とも官民が協力…続きを読む
●牛肉を食べるようになったタイ人 タイにあるステーキハウスや焼肉店が、現地のタイ人客で大にぎわいとなっていることを聞かされ驚いたとしたら、貴方は十分なタイ通といってよいだろう。それくらい、タイの牛肉は硬くてまずかった。首都バンコクや屈指の観光地パタヤー…続きを読む
国内食用油主原料のカナダ産菜種の価格が、過去最高値圏で推移している。単収激減や油分低下に加え、12月上旬、カナダ統計局による生産量見通しが下方修正された。製油メーカーでは豪州産などで安定供給を継続しているが、カナダ産の輸入価格は年明け以降、前期の約2倍…続きを読む
東南アジアのタイで、官民挙げて昆虫を原材料とした食品の開発が進んでいる。商務省は農家の収入拡大につながるとして、タイが自由貿易協定(FTA)を締結する諸外国に呼び掛けて輸出を拡大したい考え。 一方、メーカー各社も売上げの向上につながる可能性があるとみて…続きを読む
●財団、学校へ無償配布も おいしい牛乳のふるさとといえば、さわやかな風の吹く山裾や寒暖の差がある高原といったイメージだろう。刺すような暑さが続く乾期と土砂降りの雨期が繰り返される熱帯では、よもや乳牛は成育不可能。そんな認識を持つ人も少なくないかもしれな…続きを読む
◇日本は企業数で世界一に 業績はコロナ禍で大幅悪化 企業規模で日米に大きな差 2020年度の世界大型食品ディストリビューター売上高ランキング70(表2)がまとまった。メーカー・産地・生産者と小売業・外食企業の間に立って飲食料品の流通を図る企業を対象とし…続きを読む
JAいちかわ(千葉県)は、コーシャ認証を取得した地元産米新品種「粒すけ」の新米を11月下旬、ドバイに初出荷する。コメで同認証取得は国内初で、中東諸国の旺盛な日本食需要に対応。同組合では17日、新たな輸出機会の創出に感謝の意を表明するため、次期駐日イスラ…続きを読む