●コロナ禍で手探りの開業に タイの首都バンコク・スクンビット地区トンロー。メーン通りからかなり入った路地の左手に、2年前に新規開業したばかりの小料理「結び」はある。1階はゆったりと座れるカウンター席にテーブル席が2卓。和の装飾を施した2階は、小じゃれた…続きを読む
ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、食料の国際市場に混乱が広がっている。日本国内ではすでに食料品の値上げが続き、輸入小麦は過去2番目の高値となることを農林水産省が発表したばかり。事態の長期化により、さらなる価格高騰に追い打ちをかけそうだ。原材料に加えて、液…続きを読む
明治は2月から、タイでキューブタイプの粉ミルク「Meiji GU FORMULA GOLD EZcube 3」=写真=を発売した。448gと56gの2品で、グループ会社のタイ・メイジ・フードが販売する。調乳のしやすさなどによる育児負担軽減への貢献を目指…続きを読む
明治は、国内プロテイン市場トップの「ザバス」ブランドの台湾展開を開始した。1日から「ザバス ホエイプロテイン ココア味 1050g」など3品を、グループ会社の台湾明治食品股〓(フン)有限公司のECサイトで販売を開始した。台湾でも近年、健康への意識の高ま…続きを読む
長い伝統を持つイタリアの豚肉生産は、同国にとって重要産業の一つだ。OPASはイタリア最大の豚肉生産者団体で、豚の食肉処理と加工品の製造販売を手掛ける。昨年はFOODEX JAPANに初出展するなど、イタリア産豚肉の認知度向上に努めている。このほどオンラ…続きを読む
極洋は2月28日、タイの生産子会社、KYOKUYO GLOBAL SEAFOODS(KGS社、サムットサコーン県)で新たに寿司種などを生産する生食工場=写真=が完成し、2月から生産を開始したと発表した。投資額は13億円。これにより、同社工場は既存の煮魚…続きを読む
食品などに使われる容器包装の市場で、東南アジア諸国連合(ASEAN)最大の生産輸出国タイ。昨年はコロナ禍による巣ごもり需要の拡大から、引き続き国内市場が堅調だったことに加え、輸出が急成長。2桁を超える高い伸び率となった。これを受けメーカー各社は増産や設…続きを読む
【東北】港湾運送、コンテナターミナル、倉庫業など幅広く事業を展開する三陸運輸(仙台市)は、新規事業への取組みを始めている。2020年10月に新規事業戦略室を立ち上げ、物流、コンテナといった既存の事業とは異なるものを探る。コロナ禍の影響もあり内航船が減り…続きを読む
タイ国内に1万種以上あるとされるハーブ(薬草)の可能性を探り、主要な産品に育てようとタイ政府の取組みが注目を集めている。タイ投資委員会(BOI)は海外の高い技術力を持つ企業の招致を進めていくことを決め、税制上の優遇策を策定し発表した。それによれば、ハー…続きを読む
地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の実現に向けて各国の協議が進む中、東南アジアの食品業界でも脱炭素に向けた動きが広がっている。昨年11月の国連気候変動枠組み条約締結国会議(COP26)がトーンダウンする中でも、タイ政府がCO2の排出量を実質ゼロ…続きを読む