家畜にストレスを与えない飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア(Animal Welfare・家畜福祉)」が世界の潮流となっている。EUでは家畜のケージ飼育を禁止しようと法整備が進む中、生産者や販売者は、家畜の飼育環境を商品のパッケージでアピールしたり…続きを読む
食品ロス対策をサポートするビジネス展開が、フランスを含む欧州で活発だ。特に食品加工時に廃棄される部分に着目した商品が増えている。 加工することで付加価値アップ フランス政府は2025年までに食品ロスを半減することを目標に掲げており、世界でいち早く201…続きを読む
海外でも絶大な人気を誇る寿司。欧州でも数多くの日本食レストランで「shusi」が提供されており、フランスでは大型スーパーマーケットでも購入できるほど身近な存在だ。しかしながら、そのネタの主流はサーモンやマグロ、そしてアボカドやカニカマを巻いた”カリフォ…続きを読む
海外では日本食ブームや健康志向の高まりを追い風に日本茶の需要が伸びており、貿易統計によると輸出額はこの10年間で約4倍に増加している。特に抹茶ラテや抹茶スイーツなどに使用される “MATCHA ”の人気が続いているが、今回は抹茶からさらに広がりを見せて…続きを読む
大麻草などに含まれる成分CBD(カンナビジオール)が新たな健康素材として注目を集めている。CBDは有機化合物カンナビノイドの1つだが、中毒性や向精神効果はなく、鎮痛やリラックス効果が期待されている合法の成分だ。フランス国内では近年CBD専門店が急増して…続きを読む
世界中で食品の環境影響への関心が急速に高まっている。しかしながら、個々の製品が実際にどの程度、地球環境に影響を及ぼしているかを消費者が把握することは難しい。「環境に配慮した商品ですか?」と店員にたずねずとも一般の消費者が各食品の環境負荷を認識できるよう…続きを読む
7月に行われた東京オリンピック開会式で、日本のゲーム音楽やマンガなどのポップカルチャーを取り入れた演出が話題となったように、日本のマンガやアニメ、ゲームなどは海外でも大人気だ。フランス・パリの街中でも日本アニメのキャラクターを見かけることは少なくない。…続きを読む
フランスでは若者に人気のTikTokで「mochi」が話題となっている。mochi(=餅)というと日本では切り餅や大福などをまずイメージするが、海外で人気が高まっているmochiといえば薄い求肥にアイスクリームが包まれている日本の「雪見だいふく」のよう…続きを読む
食品表示の理解は難しい…日々の買い物で悩む消費者のためのスマホアプリ「Yuka」はフランスを含む欧州9ヵ国、米国、カナダ、オーストラリアにも展開し、4年間で2100万人のユーザーに使用される人気アプリとなった。サービス概要、消費者の反応、食品業界へ与え…続きを読む
フランスでは2020年春から3度のロックダウンが行われ、夜間外出禁止令の最も強化された時期では午後6時以降は外出禁止だった。その影響で、フランス人の生活様式や食の消費行動にも変化があったようだ。 多様なカット済み野菜を冷凍 コロナ禍での変化の1つが冷凍…続きを読む