大塚製薬、母親向け「ビーンスタークオーガニックmom」2種6月から全国発売
大塚製薬(株)(東京都千代田区、03・3292・3116)は、無農薬・有機栽培で育てた野菜・果物を原料に使った「ビーンスターク・オーガニックmomアップル」「同キャロット」を6月1日から全国で販売を開始する。
同製品は、乳幼児むけのトータルブランド「ビーンスターク」シリーズの第五弾として開発されたもので、昨年から販売している「ビーンスタークオーガニックアップル」の母親向け商品。
オーガニックとは「化学肥料を用いず有機肥料のみによる」という意味。この国際的なオーガニック認定団体、米国OGBAの厳しい有機栽培基準に基づき認定されている商品で、アメリカで生産している。
「お母さんの体を通じて栄養をとる赤ちゃんのためにも、食生活についてきちんと考えることが大切」(坂巻博司部長)として製品化に着手したもので、従来の果汁、野菜ジュースに比べ割高感はあるが「有機栽培で考えれば割安」(同氏)という。
初年度販売計画は二〇億円。薬局やデパートなどのベビーコーナーを中心に販売。
▽「ビーンスターク・オーガニックmomアップル果汁一〇〇%」=小売四〇〇円、五〇〇mlびん×一二本で一ケース▽「同キャロット野菜汁一〇〇%」=小売四五〇円、五〇〇mlびん×一二本で一ケース。