日本ビール、特殊技術で本場の生「ギネスドラフト」輸入発売

酒類 1994.07.18 7731号 10面

日本ビール(株)(東京都港区、03・3446・0456)は1日から、英国で人気No.1の「ギネスドラフトビール」「ギネスドラフトビタービール」を全国で輸入、新発売した。

ギネスは二三〇年以上の歴史を持ち、世界の黒ビール(スタウト)売上げのほとんどを占めている。世界一三〇ヵ国で愛飲されているNo.1ブランド。このギネスが、今世紀のビール界で最も画期的な発明をしたのが「ギネスドラフト」と「同ビター」である。本国イギリスのレストラン、バーなどで愛飲されている本場の生(ドラフト)ビールを、特殊技術によりそのまま缶に詰めることを可能にした。この特殊技術は缶中に「UFO型窒素ガスカプセル」があり、このカプセルがプルトップをあけた瞬間に噴射し、三〇分たっても消えない生クリーム状の泡を実現、手軽に本物のビールを家庭で味わえるようにしたもの。窒素ガスは本物の生ビールの鮮度を保つ役割りを果たす。

▽ギネスドラフト=アルコール分四・一%、スタウト(黒ビール)、原産国イギリス。三三〇ml、標準小売価格三三〇円。四四〇ml、同四五〇円▽ギネスドラフトビター=アルコール分四・四%、ビターエール、原産国イギリス、四四〇ml、同四五〇円

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