サッポロビール（株）（東京都渋谷区、０３・５４２３・７２０４）の日暮常務ビール営業本部長、斉藤商品企画部長は１２日会見し、来年の春季限定ビールとして「春がきた」三品種を１月１８日から２月８日にかけて全国で新発売すると発表した。発売期間は発売日から３月までで、販売目標は大びん換算で一五〇万ケース。この発売を記念して消費者キャンペーンも実施する。

「春がきた」は、一般的な大麦麦芽に加え、小麦麦芽を使用しており、春の訪れにふさわしい“さわやかな味わいと純白のきめ細かい泡が特徴”という。アルコール度数は約五％。

発売日は、中国・四国・九州１月１８日、大阪・兵庫・京都１月２４日、他地区１月２５日、北海道２月８日と春の訪れの早い南から発売していく。

小売価格は従来品と同じ、大びん一本三三〇円、缶三五〇ミリリットル一缶二二五円、缶五〇〇ミリリットル一缶二九五円。

ＣＭキャラクターには吉野公佳（二〇歳）を起用。

消費者キャンペーン「ハハハで、ルルルの、春キャンペーン」の実施期間は発売日から３月１５日までで、対象商品は缶三五〇ミリリットルと缶五〇〇ミリリットルの二品種。

缶ビールに貼付したシール六枚を一口として、応募ハガキか、官製ハガキに貼り、〒１１９‐３７東京都千代田区神田郵便局、サッポロ「ハハハで、ルルルの、春キャンペーン」係に送ると、（１）ハ賞=ハハハリュック（春がきたオリジナル）一個が二五〇〇人に（２）ル賞=ルルルポロシャツ（ラコステ製）一枚が二五〇〇人に当たる‐‐というもの。