（株）ローソン（本部=東京都港区、０３・５４７６・６８０３）は、１１月中旬からチルド流通で提供する「大ネタにぎり寿司」二品目を全店で発売した。今年１月発売のチルドにぎり寿司に比べ、ネタを四〇％、シャリを二〇％増量した。同商品の投入で寿司カテゴリー売上げ六〇％増を見込んでいる。

同商品はマグロ、イクラ、サーモン、ホタテ、甘エビ、イカ、ちか鯛、卵焼きの八カン・六〇〇円と、アナゴ、エビ、マグロ、サーモン、イカ、卵焼きの六カン・四八〇円。それぞれ既販品より増量したにも関わらず価格は据え置いた。

１月にはにぎり寿司八カン、同六カン、ねぎとろ、にぎり・太巻き・細巻きセット、にぎり・太巻きセットの五品を発売、既存寿司商品もリニューアルした。これにより寿司カテゴリーは前年比五〇％増、合計八〇〇〇万食の販売実績をあげた。増量にぎり寿司の投入で年末・年始にかけてさらに寿司の拡売を図る。