米原料シリアル「クリスピー・トリーツ」発売へ(日本ケロッグ)
日本ケロッグ(株)(東京都新宿区、03・5354・1333、デール・トンプソン社長)は、コメを使用した新食感のシリアルスナック「クリスピー・トリーツ」〈マシュマロ味〉と〈ココアマシュマロ味〉の二種類を3月13日から関東地区(山梨、静岡含む)で発売する。発売元は、ワーナー・ランバート(株)。
同品は、コメをトーストしたシリアルをマシュマロで固めて、食べやすいバー状にしたスナック。マシュマロのふわふわとシリアルのサクサク感を組み合わせた、不思議な食感。栄養価の高いコメシリアルをベースに使った「クリスピー・トリーツ」は、ちょっとお腹が空いたときのおやつとして好適。
内容量・価格は、シルバーが一八gで、参考小売価格五〇円、ファミリーパック(袋)が八g×一四入りで、同二八〇円。
昨年6月からソニープラザで行ったテストマーケティングでは、菓子部門で二番目の人気商品で、リピーターも多い。
「クリスピー・トリーツ」は、もともとアメリカの家庭でシリアルのライスクリスピーを使って手作りされていたポピュラーな菓子。これをケロッグ社が一九五五年に商品化して発売、アメリカで大ヒットし、売上げは三年間で二八%も伸長している商品。オーストラリア、イギリス、マレーシアなどでも発売され、マレーシアでは発売四ヵ月でチョコレート菓子のナンバー・ワンブランドを超える記録となった。