こんにちは!ヘルシーカンパニー:日清食品 「日清健多郎」誕生
最近の男の子の命名の傾向は、ト・キ・タ・マ・ゴで終わるものが人気(例=ユウト・ダイキ・ケンタ・タクマ・ユウゴ)。親しみやすく、たくましく、インパクトがあって、国際的にも通用するのがその理由だそうだ。(ちなみに女の子の名前は、カ・ミ・ナ・リ・サ・マが多いとか。エミカ・マミ・リナ・シオリ・サヤカ・マイカなど)。
一方、漢字3文字の日本男児名で不動の人気を誇るのがケンタロウ。日清食品は2月28日、新発売の即席ラーメンに『健多郎』と名付けた。たった3文字で“健やかさ”“たくましさ”“明るさ”のイメージが伝わってくる。呼び捨てするのも申し訳なく、思わず「クン」付けで呼びかけたくなる。
名は体を表す如く、この『健多郎』、1食分の麺に「レタス1個分の食物繊維、牛乳1本分のカルシウム、ほうれん草1袋分の鉄分」を練り込んだ、まこと健やかなこと多きヤツ。麺の中に栄養成分を練り込むというのは、技術的にとても難しいことなんだとか。生みの親の一人である、マーケティング部第7グループの大石哲夫ブランドマネージャーは「三層麺技術という当社独自製法で作っています。麺に練り込んだ3つの栄養素のうち、食物繊維だけは内層の生地にのみ配合し、カルシウム・鉄分を練り込んだ生地でくるむ構造に仕上げています」。そうすることで風味を保ち、コシのある麺になるという。
“健”にこだわる『健多郎』だが、それ以上にこだわっているのは味。「食べ物にとって最も大事な機能は味。おいしいことです。おいしく食べて、不足しがちな栄養素の補給もできるラーメンをめざしました」と同マネージャー。ラーメン好きをもっともっとラーメン好きにしたいと語る。
『健多郎』のCMキャラクターは、期待の若手俳優・速水もこみち(20歳)。CMではたくましい水着姿を披露し、早くも話題に。ちなみに「もこみち」は本名で、「もこ」はスペイン語でまっすぐなの意。その名の通り、スラリとまっすぐ伸びた身長は186センチ。まっすぐな眼で見つめられたら、骨の髄までとろけてしまいそう~。
「骨にはカルシウム。ちゃんと取ろうね、鉄も繊維も」なんて『健多郎』を差し出されたら…はぁぁ(うっとり)。フゥフゥチュルル。うー美味(再うっとり)。
味は塩味と醤油味。オーソドックスなラーメンながら、とてもハイクオリティー。麺は歯ごたえ・のど越しともに良く、スープはさっぱりながら鶏のうま味が凝縮されていて、麺とのバランスも最高。カップ麺と袋麺とがあり、クコの実や茎わかめといったカップの具にも心くすぐられる。ラーメン好き納得の逸品、ぜひご賞味あれ。