6月10日全国ロードショー「初恋」 あの3億円事件犯人は18歳の女子高生…
昭和史最大の完全犯罪、「府中3億円強奪事件」。ビートたけしや織田裕二が犯人を演じたドラマや映画などでも繰り返し取り上げられてきた、あまりにも有名な事件だ。しかし、こんな物語は聞いたことがあるだろうか。犯人は18歳の女子高生だったと。
2002年に中原みすずによって書かれた小説「初恋」が映画化された。主人公を演じるのは、映画「NANA」やNHK連続テレビ小説「純情きらり」の宮崎あおい。原作を読み、10代最後に出演を切望したという。みすずの運命を大きく変える東大生の岸役には、ドラマ「ごくせん」「白夜行」などの小出恵介。
初恋と革命の共通項が、決して成就しないことなのだとしたら、だからこそ、その短い時間は輝く。