波動を高める生活学:ジャガイモ

2007.03.10 140号 6面

ジャガイモが嫌いな人は少ないのではないだろうか。世界中で愛される食材・ジャガイモの健康効果はいかがなものか。

ジャガイモの有効成分でまず注目したいのはビタミンC。元来、ビタミンCは熱に弱いが、ジャガイモの場合はでんぷんがビタミンCを包み込んで保護するので加熱しても壊れにくい。ビタミンCは免疫力を高めて風邪を予防するほか、粘膜を強化して胃潰瘍などにも有効。美肌効果もある。波動測定では『感冒』『胃潰瘍』『皮膚』がなかなかの数値だった。

次にカリウム。塩分をとりすぎると高血圧や腎臓病を引き起こすが、カリウムは余分な塩分(ナトリウム)を排出し、これらの症状を緩和する。

そのほか、それほど多くはないが食物繊維やビタミンB1、鉄などを含む。食物繊維は主に水溶性のペクチンを含んでおり、便秘解消効果だけでなく、血中コレステロールの低下にもつながる(『便秘』『コレステロール血症』『疲労』『血液』の項目参照)。また痛風やがんの予防にも役立つともいわれる。

春は新ジャガの季節。今年は暖冬だが、おいしい新ジャガをお腹いっぱい食べて春を迎える喜びを感じていただきたい。

(めいらく波動医科学総合研究所・編)

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