波動を高める食事学:天然塩
塩は料理をおいしく食べるために、なくてはならない調味料である。数年前までは専売制による食塩しか手に入らなかったが、現在では民間に委ねられ、天然塩が自由に販売できるようになり、いろいろな塩が店頭に出始めた。
しかし一方で、過剰な塩分摂取による弊害をよく耳にする。実際に病院では糖尿病や腎臓病の患者の食事には塩分制限を行っているし、世間一般でも「塩分控えめ」という文字をよく見かけるようになった。はたして、塩は有害なものなのだろうか。
波動測定でみると、一口に塩といっても、食塩と天然塩では全然違うもののように思えてくる。測定表の一番左の列の数値が、いわゆる食塩である。「腎臓」と「高血圧」の項目がものすごく低いことに注目してほしい。この数値なら、摂取すればするほど確実に血圧を上げるし、腎臓に負担をかけると思わざるを得ない。
食塩はイオン交換膜製塩技術によって作られ、純度九九%以上の塩化ナトリウムである。これに対して天然塩は、海水からのものにしろ岩塩にしろ、塩化ナトリウム以外の不純物が結構いろいろと含まれている。不純物というと聞こえが悪いが、各種微量ミネラルと言い換えると納得する人も多いだろう。こういった成分の存在により、ただ塩辛いだけではなく、それぞれの由来の産地に応じた味の広がりを見せる。
表の一番右に掲載したものは、中国の福建省で海水を干して作られた塩である。周囲二〇キロメートル以内に排水などが一切入らない海岸で、その海水をセラミックを敷き詰めた塩田に引き込み、天日でじっくり干してある。何十種類もの塩を波動測定する中で、「腎臓」の項目で初めてプラスの数値がでた(表中D)。現在、『鳳凰』という商品名で販売されている。
▽『鳳凰』=三〇〇グラム三五〇円、五〇〇グラム五〇〇円(通信販売も可)
▽問い合わせ=名古屋製酪(株) フリーダイヤル0120・21・6688、FAX052・834・0181、eメールsujahta-tuhan@mc.neweb.ne.jp
(http://www.sujahta.co.jp)