波動を高める食事学:モロヘイヤ
モロヘイヤは、古来よりエジプトで日常的に食されてきた野菜であり、あの絶世の美女・クレオパトラも食していたといわれている。日本には約二〇年前に伝えられ、緑黄色野菜の中では一番高い栄養価を誇っている。夏場が旬の野菜であり、季節を外れるとなかなか生葉は入手できない。今回はこの“野菜の王様”といわれるモロヘイヤについて波動測定を行った。
モロヘイヤの特徴といえば、刻むと出る粘りであろう。この成分は、血液中で糖の吸収を遅らせて血糖値を下げる働きがある。波動測定も糖尿病の項目がプラス数値となり、まずまずの効果が期待できる。
また、がんの予防や老化防止に効果を発揮するカロチンは、ニンジンの一・五倍。骨粗鬆症を防ぐカルシウム、疲労回復に役立つビタミンB1はほうれん草の五倍あり、夏バテの解消にも一役買う野菜だ。これだけの栄養価と優れた効能を持つモロヘイヤの波動測定数値が高いのも納得いく。中でも、とくに高い数値となったのは「便秘」の項目で、整腸作用にも効果をもたらすという、非常に興味深い結果となった。
単独の野菜で、これだけ私たちに必要なビタミン・ミネラルを豊富に含み、健康パワーをもたらす緑黄色野菜は他に例がない。それゆえに“野菜の王様”といわれるゆえんだ。