長尾康郎店長（右）と、土井鋼一農産マネージャー

クッキングステーションの安部明日美さん

　◆産直農家さんからクッキングステーションへ、情報の輪が広がっています

　野菜売り場へのお客様のご要望は何より鮮度ですね。これに応え、福岡市西区の57戸の農家による直売コーナーを設けています。名前は「じょうもんさん」。毎日農家の畑から直接新鮮な農産物が届けられます。生産者の写真と名前を売り場に掲示して、野菜には作った人の名前、収穫した日付が入ったラベルを張ってありますから、一目瞭然。「この人が作ったんだ」と、安心と親しみを持っていただけます。

　「糸島半島産」というテーマでも加工品を販売しています。特産物のハーブを用いたペーストの瓶詰めは特に評判です。パスタに入れるだけで、おいしいジェノベーゼができます。

　オープンの時から展開しているクッキングステーションも人気がありますよ。きょうの献立になるメニューの試食を展開しているのですが、若い方から年配の方まで、お子さんをお連れのご夫婦の方も、食に対して真面目な皆さんがコーナーを訪ねてくださいます。野菜の納品に来た「じょうもんさん」の農家さんが、クッキングステーションに情報を伝え、そこからお客様に新情報が…というように輪が広がっております。

　（長尾康郎店長）