ヘルシートーク:俳優・杉浦太陽さん

2010.12.10 185号 05面
「パパの作ったごはん、おいしいよ」と子どもに言われると、言葉では言い表せないほどのあったかい気持ちになります

「パパの作ったごはん、おいしいよ」と子どもに言われると、言葉では言い表せないほどのあったかい気持ちになります

 ○野菜の“捨てるところ”を使うのが好き ポタージュスープ作りにハマってます

 (『意外とスゴイ、冷凍食品「冷凍食品の日」×「イクメン」イベント』主催・(社)日本冷凍食品協会から)

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 家事・育児に積極的な男性「イクメン(育男)」の代表格として、注目されている杉浦太陽さん。現在第二子妊娠中の妻、歌手・タレントの辻希美さんと、3歳の長女、希空(のあ)ちゃんとの毎日を綴ったブログも大人気。ちょっとお話を聞いてみましょう。

 ◆ほめられて伸びるタイプです

 半年くらい前から「イクメン」って呼ばれるようになりました。でも、たいしたことをしてるわけではないんです。家事は妻だけじゃなく2人でやったほうが早く終わって、ゆっくり楽しい時間もとれると思ってやってます。

 結婚当初は妻も料理が苦手だったので、2人で勉強しながらでした。そしたら妻がぐーんと成長しまして。あいつは料理うまいですね。得意料理?

 一つあげるなら筑前煮。僕が好きで、義母の得意料理だったらしく習ったみたいです。うちの母が栄養士、妻の母も調理師の資格を持っていたんで、両方の母に教わっています。

 僕は、ほめられて伸びるタイプですね。「やればできるじゃん」とか言われると、「ホントに?」って(笑)。家でパパしかできないことをお願いされて、「あ、すごいじゃん」とか言われたら調子に乗って、「じゃ、次もやるよ」となりますね。

 ◆料理ってプラモデルみたい!?

 男の子ってプラモデル作るのが好きでしょう。料理ってあれと近い。レシピがあって、作って完成までもっていく、その工程が楽しいんです。まずスーパーに行って「大根はどっちが良いかな」と比べて選ぶ。野菜を切る作業はプラモデルのパーツをはずしていく過程。調理はパーツを組み立てていく過程。だから男性は料理ワールドに目覚めると、とことんハマっていくんだなと思います。成功すると、「この次はもっとレベル高いのやってみよう!」–これも一緒。

 最近はポタージュスープにハマってます。いろんな野菜をたまねぎと一緒に炒めて、ペーストにして。野菜は生の物も使いますが、冷凍食品も使いますよ。自然解凍すれば新鮮なままだし、必要な分量だけ使えるのもいい。ブロッコリーのポタージュは、娘がめちゃめちゃ喜んでくれました。見た目が「緑」だからあまり食べなさそうな雰囲気だったんですけど、「一口食べてみて」と話したら、「こういうの好き♪」って言ってくれて。知らず知らずのうちに野菜も食べさせられるし、「作ってよかった~!」と思いましたね。

 ◆原木しいたけの軸っておいしい!

 秋から旅番組の仕事が始まって、各地でいろんな野菜に出会ってます。この前の那須高原ではソーメンカボチャ。ゆがいたらソーメンみたいにほぐれるんです。ダイコンのツマの食感みたいで、びっくりしました。

 原木しいたけは、ロケ先の農家の人に軸を使うことを教わりました。「これ入れるとおいしんだわ」って。石づきのかたいところだけを落として、残った部分を薄く手で裂いてスライスします。そこから“軸使い”にハマって、いまはブロッコリーの茎としいたけの軸を入れたきんぴらが十八番。おいしいですね~。

 ブロッコリー1個買っても、ほとんどが茎じゃないですか。でもその茎をスライスして、そのままサラダに入れるとドレッシングにすごく合います。大根の皮を使ったきんぴらもいいですね。妻が皮を捨てようとすると、「あ、ちょっと待て。何でそれを捨てる!?」って。僕が刻んで使ってます(笑)。

 ●プロフィル

 すぎうら・たいよう 1981年、岡山県生まれ。98年テレビ朝日系ドラマ『おそるべしっっ!!! 音無可憐さん』でデビュー。2000年『ウォーターボーイズ』に出演。01年毎日放送系ドラマ『ウルトラマンコスモス』で主演。09年『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』など、テレビ・映画・舞台で幅広く活躍中。09年『たまひよ“キラ☆キラ”パパ大賞2009』、同年『20代の理想のパパ芸能人』第1位なども受賞。

 ●「意外とスゴイ? 冷凍食品」は育児パパにも魅力的

 (社)日本冷凍食品協会主催のイベントでは、次にあげるような、冷凍食品のさまざまな魅力が紹介されました(「12歳以下の子どもを持つ子育て中の男女800人に聞く、育児パパのお料理調査」から)。

 イクメンの3種の神器、「電子レンジ」「インスタント食品」「冷凍食品」を上手に使いこなして、楽しい育児ライフを!

 (1)冷凍食品は低い温度で急速に冷凍することで、食材の細胞を壊さず、とりたて・作りたてのおいしさ、品質と栄養を守っている。

 (2)冷凍食品は品温をマイナス18度C以下に保っていれば、およそ1年間は最初の品質が保たれる。

 (3)マイナス18度C以下で保存された冷凍食品は、細菌が繁殖する心配が全くなく衛生的。

 (4)冷凍食品認定制度に合格した製品には「認定証」マークがついており、食の品質・安全性が確保されている。

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