ねぎ 切り方で変わる風味、歯ざわり
糖質、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどを含む長(白)ねぎは、切り方で風味や歯ざわりが大きく変わる。
そばやうどんの薬味に使う薄い輪切りの「小口切り」は、料理に応じた厚みを。周りのシャキシャキと芯のとろっとした食感が一緒に味わえる。長さ2~3cmの筒切りにした「ぶつ切り」は、煮たり焼いたりして味のしみた外側と、風味を残した芯の部分を味わう。すき焼きなら、切り口が大きく味がしみやすい「斜め切り」に。
「針ねぎ」は、4~5cmの長さにしてから繊維に沿って1mm幅ほどのせん切りに。煮魚や麺類の上にのせて繊維の長い歯ざわりを楽しむ。「粗みじん切り」は、米粒大の大きさにして、粒々とした食感を炒めものや薬味に。「白髪ねぎ」は5cm程度に切り、縦に切り込みを入れ、中の芯を取り除く。外側の白い部分を広げて端からごく細く切り、冷水にさらして水気を切る。汁物や煮物の飾りに。
◆レンジでかんたん!長(白)ねぎの豚肉巻きサラダ
〈材料・2人分〉
長(白)ねぎ……………1本
豚ばら肉(薄切り)……3枚
「キユーピーすりおろしオニオンドレッシング」…適量
〈作り方〉
(1)長(白)ねぎは食べやすい長さに切る。豚ばら肉は長さ半分に切り、長(白)ねぎをのせて巻く。同様に5個作る。
(2)器にぬらして軽く絞ったクッキングペーパーを敷いて(1)を並べる。その上に材料がかくれるようにクッキングペーパーをかけて、電子レンジ(500W)で約3分加熱する。
(3)(2)のクッキングペーパーをすべて取り除いた後、再度盛り付け、ドレッシングをかける。
※レンジの加熱時間は、様子をみながら調節。
※クッキングペーパーは厚手のものを使用し、必ずぬらして使う。
レシピ=キユーピー(株)「とっておきレシピ」