里芋 芋名月には地元産を楽しんで
「里芋のしょうゆマヨ焼き」
でんぷんの他に、たんぱく質、ビタミンB群・C、カリウム、ぬめり成分のムチンとガラクタンも含む里芋。食物繊維と水分のおかげで、芋の中では意外に低カロリー。
皮をむく時に手がかゆくなるのは、アクに含まれるシュウ酸カルシウムのため。手に塩か酢をつけておくと防げる。煮物をさらりと仕上げたい場合は、一度茹でこぼしてから使う。ただし栄養面からは、できるだけぬめりを残すのがベター。皮ごと蒸したり電子レンジで加熱してから、皮をむいて調理すると良い。
旧暦8月15日は中秋の名月・芋名月。「里芋は十五夜まで育つ」といわれる。十五夜の日に初掘りし、その芋を供えるからとも。今年は9月30日。地域ごとにその時期取れる品種はさまざま、地元の里芋を味わいたい。
◆里芋のしょうゆマヨ焼き
〈材料・2人分〉
・里芋……………………………2個
・しいたけ(生)………………4個
・木綿豆腐………………………1/6丁
A・おろしにんにく………………少々
A・しょうゆ………………………小さじ1
A・「キユーピー ディフェ」…30g
〈作り方〉
(1)里芋は皮つきのままよく洗い、半分に切ってラップをかけ、電子レンジ(500W)で約4分加熱する。粗熱が取れたらキッチンペーパーで包み、皮をむく。
(2)しいたけは軸を取り、半分に切る。
(3)木綿豆腐は水切りし、厚さ1.5cmの食べやすい大きさに切る。
(4)(1)~(3)をアルミホイルに並べ、まぜ合わせたAをかけ、予熱しておいたオーブントースターで約3分焼く。
※豆腐の水切りはクッキングペーパーで包み、耐熱皿にのせ電子レンジ(500W)で約1分加熱、冷ましておくとかんたんに。
※お好みで串に刺しても
レシピ=キユーピー(株)「とっておきレシピ」