ほっとコーヒータイム(36)実は日本産!!「アメリカン」の謎

2011.01.10 186号 06面

 「今日のおみそ汁、アメリカンだね」–要は「味が薄い」という意味。こうした日常会話に使われるほど日本人に定着している「アメリカンコーヒー」。実は日本人が作ったってご存知ですか?

 そもそもは、焙煎方法を浅く軽くすることで薄めの味を楽しむ飲み方がアメリカで好まれていたため、その味を日本で再現しようとしたもの。ある喫茶店が、何杯でも飲めるようにと豆の量を少なくして、浅煎りコーヒーに見立てて大きめのカップで出したことが始まりだとか。それが転じて、「コーヒーのお湯割り=アメリカン」という間違った認識も広まってしまいました。

 現在はアメリカでも、エスプレッソのような深煎りの濃いコーヒーを好む人が多いそう。外国へ行って「アメリカン、プリーズ」と注文しても、通じませんのでご注意を。

 「きくのIFCコーヒー」は、鮮度を重視し、焙煎直後の豆を急速冷凍して、高機能ガス(アロマ)を封じ込める特許製法で作られ、煎りたて・挽きたての鮮度と風味が味わえる。▼めいらくグループお客様相談室TEL0120・668833(9~18時)

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 ●きくのIFCコーヒードリップバッグコロンビアブレンド

 コロンビア豆の特徴でもある「コクがあり、マイルドな風味」をもつ、ほど良い味わい。1パック8g×5袋入り、168円(希望小売価格)※要冷凍・冷蔵品

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