ほっとコーヒータイム(48)コーヒーと砂糖
あなたはコーヒーに砂糖を入れますか?
文献によると、初めてコーヒーに砂糖を入れたのは、いまから約400年前の西暦1625年頃、エジプト・カイロでのこと。それより前、人々がコーヒーを飲むようになってから約200年間は無糖で、シナモンや丁字などのスパイスを入れた苦み中心の飲み物でした。甘みが加わるようになって、マイルドな味がコーヒーの魅力を高め、愛飲者が広がったと考えられています。
最近の日本ではクリームだけかブラックで飲む人が多いようですが、外国の映画などではコーヒーを飲む時、たっぷりの砂糖を入れるシーンが多く描かれています。
イタリア人の多くは「エスプレッソ」に大量の砂糖を入れて飲みます。
コーヒー生産量が世界一、消費量も急増中のブラジルでも、小さなカップに注いだ濃いコーヒー「カフェ・ジーニョ」にたっぷりの砂糖を入れ、まぜずに沈めたまま飲むのがイキな飲み方だそう。
ナポレオンが好んだという「カフェ・ロワイヤル」は、角砂糖にしみ込ませたブランデーを燃やしてコーヒーに入れ、香りと幻想的な青い炎を楽しみます。
砂糖入りコーヒーは、各地で永く愛されてきた伝統の飲み方なのです。
参考:山田早苗著『珈琲入門』(日本食糧新聞社刊)
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