ほっとコーヒータイム(128)光劣化を防ぐ茶色パワー

2019.06.01 287号 04面

 日差しがぐんぐん強まる季節。日焼け対策が必要なのは、人間だけではありません。コーヒー、ミルク、油など、あらゆる食品は、光による劣化と1年中たたかっています。

 その対策の一つが、容器包装。例えば、ビール瓶が茶色い色をしているのも、コーヒーフレッシュ「スジャータプレミアム」の容器が茶色い色をしているのも、その一策です。

 光は波長の長さに応じて、紫外線・可視光線(目に見える光)・赤外線の3つに分けられます。食品にダメージをもたらす紫外線・可視光線を遮るのに役立つ色が、茶色。そこで、容器を茶色に着色して遮光するのが、中の食品を守るのに有効なのだそう。茶色い瓶は医療用容器にも多く使われています。 食品が劣化する原因は、光のほかにも、酸素・温度・湿度などさまざまあり、食品に含まれている成分に合わせた品質保持対策が必要です。中でも光は、直射日光だけでなく照明の光でも、食品中の成分が反応して変質・劣化につながります。

 遮光容器に入っていても、保存する際は室内のなるべく光のあたらない場所に置くことが大切です。冷蔵庫に入れるというのは、温度管理だけでなく遮光にも有効なんですね。

 ●コーヒーフレッシュ「スジャータ プレミアム」

 ポーションタイプでは業界初。生クリームをふんだんに使用した乳脂肪45%の贅沢な逸品。

 8ml×10個入、216円。要冷蔵

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 「スジャータ」とは、長期間の修行に疲れ休息していたお釈迦様に乳粥を差し上げたというインドの娘さんの名前。コーヒーをよりおいしく召し上がるためのフレッシュでありたいという願いが込められています。

 ▼スジャータめいらく お客様相談室 TEL 0120・668833(9~18時)

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