「勝ち飯」 がんばる人のチカラになるごはん 暑さに負けないカラダづくり!

2024.07.01 348号 04面
枝豆と豚肉のカスレ風

枝豆と豚肉のカスレ風

 ●暑さに負けないおすすめ食材 ビタミンB1が豊富な豚肉を使ったメニューをご紹介

 トップアスリートも食べている栄養◎の「勝ち飯」メニュー。これを元にこの夏は、「調理」から「食べる」ところまでを家族や仲間と楽しめる新しい食べ方を、ぜひ!テレビの前へホットプレートを持ち出して、汁物と一緒に「勝ち飯」スタジアム。楽しくおいしく、おうちで盛り上がろう!

 暑さに負けないカラダづくり! まずはこの一皿から始めてみませんか

 ◆枝豆と豚肉のカスレ風

 (調理時間20分)

 <材料・4人分>

 ・豚ロース肉(とんかつ用)……2枚

 ・「ピュアセレクト マヨネーズ」……大さじ1

 ・枝豆(さやから出したもの)……150g

 ・ズッキーニ……1本

 ・なす……1個

 ・ピーマン……1個

 ・にんにく(みじん切り)……1かけ分

 A・カットトマト缶……1缶

 A・水……1/4カップ

 A・「味の素KKコンソメ」顆粒タイプ……小さじ4

 A・こしょう……少々

 ・「AJINOMOTO オリーブオイル」……大さじ2

 <作り方>

 (1)豚肉は1.5cm幅のそぎ切りにし、「ピュアセレクト マヨネーズ」をよくもみ込む。ズッキーニ、なすは3cm幅の半月切りにし、ピーマンは乱切りにする。

 (2)鍋にオリーブオイルを熱し、にんにく、(1)の豚肉を入れて焼く。肉に焼き色がついたら、(1)の野菜、Aを加え、弱めの中火で8分ほど野菜に火が通るまで煮、枝豆を加えてひと煮立ちさせる。

 ◆「勝ち飯」とは がんばる人のチカラになるごはん。

 「何を食べるか」ではなく、「何のために食べるか」を考えながら、おいしく食べてカラダづくりを行う栄養プログラム、それが「勝ち飯」です。

 「勝ち飯」には、朝食、昼食、夕食の3食の「食事」と、必要な栄養素をタイミングよく補う「補食」の2つの要素があります。

 ○食事(3食)の「勝ち飯」…バランスよく、5つの輪をそろえましょう。

 ・主食(炭水化物)

 ごはん、パン、めんなどの炭水化物。体を動かすエネルギー源です。

 ・汁物

 献立の内容にあわせて、野菜や肉、豆類、海藻類をプラスしましょう。

 ・主菜(たんぱく質)

 肉や魚、卵、大豆製品などをつかったおかず。筋肉、骨など、カラダづくりの基本材料です。

 ・牛乳、乳製品(カルシウム/たんぱく質)

 牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品。骨や歯のもととなります。

 ・副菜(ビタミン/食物繊維/ミネラル)

 野菜やいも、きのこ、海藻類を使ったおかず。カラダの調子を整えるのに役立ちます

 ・果物(ビタミン/炭水化物/ミネラル)

 カラダの調子を整えるのに役立ちます。デザートや補食として季節の果物をとりましょう。

 5つの輪(主食、主菜、副菜、汁物、牛乳・乳製品)を食事の基本形として、朝・昼・夕の3食を通じてバランスよくとりましょう。

 ○捕食の「勝ち飯」…目的に応じて、必要な栄養素を必要なタイミングでとりましょう。

 ◆夏バテ対策!

 暑い夏は、体がだるい、疲れが取れない、食欲がない…と感じる方も多いのではないでしょうか?栄養バランスの良い食事で暑い夏を乗り切りましょう!

 ●とりたい栄養素・おすすめ食材例

 ・カラダをつくる「たんぱく質」:肉、卵

 ・不足するエネルギーを補う(※)「ビタミンB1」:豚肉、大豆製品

 ※ビタミンB1が不足すると、体内でエネルギーを充分に産生できなくなります。

 ・紫外線からカラダを守る「ビタミンC」:野菜、果物(キウイ、いちごなど)

 ※食欲を促進するクエン酸(お酢、梅干し、レモンなど)、アリシン(にら、にんにくなど)もおすすめです。

 詳しくは『味の素パーク 「勝ち飯」』で検索!

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