特集・食品工場の環境対策2023 食品ロス・廃棄物削減:事例=うどんまるごと循環プロジェクト

2023.08.01 316号 34面
直径10×高さ20m、日量3t処理できる湿式メタン発酵槽。30日分を貯留でき、毎日継ぎ足していく。37℃で保温し、メタンガスを発生させる。ガス貯留槽(ガスホルダー)一体型で槽の上部にガスをためられる

直径10×高さ20m、日量3t処理できる湿式メタン発酵槽。30日分を貯留でき、毎日継ぎ足していく。37℃で保温し、メタンガスを発生させる。ガス貯留槽(ガスホルダー)一体型で槽の上部にガスをためられる

 ◆廃棄うどんでバイオガス発電や肥料化
 「うどん県」として知られる香川県で、廃棄うどんを有効活用しバイオガス発電や肥料化を進め、持続可能な循環型社会のシステム・モデルの構築を目指す「うどんまるごと循環プロジェクト」が2012年にスタートした。主体となるのは、「もったいない」を合言葉に集まった企業や自治体、教育機関、NPO、農家などで構成されるうどんまるごと循環コンソーシアム。エコツアーなどを通して、地域の子どもたちへの環境教育や食育分野での普及啓発に

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