HACCP認知度向上策でキャンペーン実施 新潟県が普及推進

総合 キャンペーン 2016.11.30 11449号 03面

 消費者のHACCP認知度の向上を図ることで県内食品製造事業者のより一層のHACCP普及を推進しようと、新潟県は10月から「新潟県ホップ・ステップ・HACCP(ハサップ)プレゼントキャンペーン」を実施している。県ホームページ「にいがた食の安全インフォメーション」で、HACCPによる衛生管理を既に行っている食品製造施設の紹介とそれらの施設で製造している食品のプレゼントを行うもので、来年3月31日まで3期間に分けて展開する。

 今回のキャンペーンは、「HACCPを消費者に広く知ってもらうことで、既にHACCPを導入している事業者のアピールの後押しと、まだHACCPを行っていない事業者への導入意欲の向上を図るという狙いから企画した」と県生活衛生課。消費者に向けたHACCP普及推進の取組みは、全国的にも珍しい。

 実施期間は、第1回10月12日~11月30日、第2回12月12日~2017年1月31日、第3回2月13日~3月31日。協賛会社は厚生労働省の総合衛生管理製造過程(マル総)やISO22000、大日本水産会HACCPなど第三者認証を取得している新潟県内の企業または新潟県内に工場がある企業から募った。第1回が岩塚製菓とテーブルマーク、第2回が阿部幸製菓と増子、第3回がフタバとブルボンの計6社。

 応募方法は、にいがた食の安全インフォメーション内の「ホップ・ステップ・HACCP(ハサップ)プレゼントキャンペーン」にアクセスし、各企業の紹介ページの応募フォームから、紹介企業のHACCPの取組みに対する意見・感想を添えて応募する仕組み。県外からの申し込みも可能だ。応募者の中から抽選で期間中、総勢300人に協賛企業が製造する食品をプレゼントする。

 11月18日現在、約250件の応募が寄せられている。応募フォームにはHACCPを知っているかどうかの項目も設けているが、「まったく知らなかった」「ほとんど知らなかった」という意見が6割以上を占めているという。県生活衛生課はキャンペーンが好評であれば来年度も継続して実施したいとしている。また、年明けにはHACCP導入企業と消費者、行政による意見交換会を開催する予定だ。

 (幸島ひとみ)

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