オリーブオイル、質・量ともに厚み 500億円大台も

SKUが増加中のオリーブオイル。店頭でも多彩な企画が目立つ(いなげや金町店)

SKUが増加中のオリーブオイル。店頭でも多彩な企画が目立つ(いなげや金町店)

 家庭用食用油屈指の成長ジャンルであるオリーブオイルが、質・量ともに厚みを増してきた。高単価にもかかわらず店頭SKUは引き続き増加傾向で、食用油全体の規模拡大をけん引。また、そのまま使う「生食」需要が15年からさらに拡大しており、消費量増加のプラスオンとして機能している。16年4~5月の市場規模は金額・数量ともに2桁増。500億円の大台も完全に射程圏内に入った。  同市場は15年、原料環境が歴史的に悪化した中、家庭用で前年を超える380億円規模に到達。

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