製粉協会会長に決まった下嶋正雄氏「TPP対応など課題」
製粉協会の下嶋正雄新会長は8月27日、業界専門紙記者会見で「製粉業界が国際競争力を持ち、健全に発展していけるようにTPPの動向などを注視し、対応していく」と課題や抱負を語った。 下嶋氏は11年8月以来2度目の会長就任となるが、「前回と比べると緊張度合いは一緒だが、業界を取り巻く環境変化が進んでいる」として、特にTPP交渉については「国家貿易を基本とした政策運営の継続、小麦のマークアップと小麦関連製品の関税との整合性の維持を引き続き要請する。また小麦