コメ高騰も販売数量好調 不足感が品薄に拍車

カテゴリー別平均単価と販売数量の前年比(24年7月~25年1月)

カテゴリー別平均単価と販売数量の前年比(24年7月~25年1月)

精米単価と販売数量の前年比の月別推移

精米単価と販売数量の前年比の月別推移

昨年後半からの米価大幅高騰にもかかわらず、スーパーのコメ販売数量は好調だ。RDS-POSデータ(マーチャンダイジング・オン社)の全国スーパー実績によると、昨年7月~今年1月、コメとその関連商品全体で平均単価が前年比43.9%上昇、販売数量も同10.7%伸長=グラフ(上)=した。最もウエートが高く、値上がり幅が最大となった精米も、販売数量は2桁増加している。要因は「昨年8月のようなコメ売場が空になる恐怖感が、消費者を購買に駆り立てる」という業界関係者の見方もある。24年産新米の

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