食品安全安心・環境貢献賞特集

食品安全安心・環境貢献賞特集:食品安全安心・環境貢献賞=キミカ

チリの海岸に漂着した海藻

チリの海岸に漂着した海藻

最新鋭の自動化ラインを導入して異物混入を防止し、作業の軽労化も実現している

最新鋭の自動化ラインを導入して異物混入を防止し、作業の軽労化も実現している

アルギン酸を抽出した後の海藻残さは良質な肥料として付加価値を付け近隣農場で活用されている

アルギン酸を抽出した後の海藻残さは良質な肥料として付加価値を付け近隣農場で活用されている

20年12月21日に行われた第4回ジャパンSDGsアワード表彰式。左から加藤勝信前官房長官、笠原文善社長、菅義偉前総理、茂木敏充元外相=首相官邸ホームページから

20年12月21日に行われた第4回ジャパンSDGsアワード表彰式。左から加藤勝信前官房長官、笠原文善社長、菅義偉前総理、茂木敏充元外相=首相官邸ホームページから

笠原文善社長

笠原文善社長

 ◆受賞ポイント:漂着海藻有効活用し品質改良剤アルギン酸製造
 ◇SDGsに即した手法採用 原料調達から製造まで
 キミカは南米チリの海岸に漂着した海藻を有効利用し、生態系を破壊することなく、「アルギン酸」を製造する。漂着海藻は海岸に面した広大な砂漠を利用し天日乾燥させ、人工的なエネルギーを消費しない。大量の海藻在庫を保有し海藻需給の緩衝とすることで、海藻価格の変動を抑制し、価格高騰時に誘発される投機的な海藻乱獲を抑制する。35

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