メーカーは本みりんを使った調理機会の定着などを目指す
和食の基礎調味料の一つである本みりんや料理酒。コロナ禍で家庭用の需要は高止まりする一方、業務用は回復が顕著となっている。メーカー各社はレシピコンテストの開催などを通し、和食だけにとどまらない幅広い用途での利用を訴求。次世代ユーザーの取り込みを図る。(藤林敏治)
●22年本みりん課税移出数量4.3%増 家庭用高止まり、業務用回復
全国味淋協会によると、22年1~12月の本みりん(一種みりん)の課税移出数量は6万7401(前年比4.3%増)となっている。
長引くコロナ