みりん類・料理酒特集2023

◆みりん類・料理酒特集:次世代ユーザー取り込みへ 和食だけでない用途を訴求

酒類 特集 2023.02.13 12535号 06面
メーカーは本みりんを使った調理機会の定着などを目指す

メーカーは本みりんを使った調理機会の定着などを目指す

 和食の基礎調味料の一つである本みりんや料理酒。コロナ禍で家庭用の需要は高止まりする一方、業務用は回復が顕著となっている。メーカー各社はレシピコンテストの開催などを通し、和食だけにとどまらない幅広い用途での利用を訴求。次世代ユーザーの取り込みを図る。(藤林敏治)

 ●22年本みりん課税移出数量4.3%増 家庭用高止まり、業務用回復
 全国味淋協会によると、22年1~12月の本みりん(一種みりん)の課税移出数量は6万7401(前年比4.3%増)となっている。
 長引くコロナ

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