日本捕鯨協会、健康増進機能で最新研究 高齢者のフレイル予防にも

ニュース 総合 2025.10.01 13008号 03面
塩田清二教授

塩田清二教授

 日本捕鯨協会は9月25日、厚生労働省内で会見を開き、鯨の健康増進機能に関する最新研究成果について発表した。登壇した湘南医療大学薬学部の塩田清二教授は、鯨肉由来バレニンのさまざまな健康増進効果を示し、「高齢者のフレイル予防などにつながる」と強調した。
 バレニンは、高い抗酸化作用を持つイミダゾールペプチド類であり、鯨の骨格筋中に含まれる量は牛や鶏の約300~900倍もある。動物実験においては抗疲労作用、持久力亢進作用が報告されており、近年ではアスリート

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