松本栄文著『SUKIYAKI すき焼き』カザン刊

ニュース 総合 2012.05.14 10656号 03面

この本の主人公は“牛さん”の「てるよし」だ。特産松阪牛となるべく手塩にかけて育てられ、本書の中ほどで、すき焼きとなって著者の口に入る。 但馬牛の血統を受け継ぎ、松阪の肥育農家が3年以上の歳月をかけて育てるのが特産松阪牛。著者によれば、通常の松阪牛とは「天と地ほどの差がある」「日本の食遺産」なのだ。 本書は、そんな「てるよし」を追い、肥育農家や老舗すき焼き店の人々の思いと素顔をとらえ、さらに料理や食文化としてのすき焼きの奥深い世界

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