20年冷食国内生産 家庭用が急増 金額で初めて業務用上回る

 冷凍食品の20年(1~12月)国内生産量は、前年比2.3%減の155万1213tと2年ぶりに減少した。金額(工場出荷額)は0.7%増の7028億円と前年をわずかに上回った。新型コロナの影響を反映し、外食機会の激減で業務用が大幅な落ち込みとなる一方、内食需要の増大で家庭用が急増し、金額ベースでは69年の調査開始後初めて業務用を上回った。日本冷凍食品協会(冷食協)が21日発表した。
 家庭用は生産量11.4%増の77万1265t、金額は18.5%増の37

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