日本M&Aセンター 業種特化2部部長 食品業界専門グループ 江藤恭輔氏
食品メーカーにとって食品工場は最も重要な会社の資産であり、食品工場が多くの付加価値を生み出す源泉といえる。一方で、ほとんどの中小企業の食品工場は、建物の減価償却も終わっているような築数十年のものが少なくなく、かつ、許認可を取らずに自社の使いやすいように増改築をしているような物件もある。M&Aのディールにおいても致命的な論点になることが多い。
今回は、譲り受け企業目線で工場をチェックするポイントと譲渡企業として事前にどのような対策を取っておくべきか解