(左から)サッポロビールの福永勝社長、寺坂史明専務、サッポロホールディングスの村上隆男社長
サッポロビールは寺坂史明専務執行役員を社長とするトップ人事を決めた。12日に幹部が都内で会見し、福永勝社長は「自分の命題はどんな状況下でも営業利益100億円をつくれる基盤構築。この2年間でワインと焼酎の両事業が完全黒字化し、ビールを含む3本柱体制ができた。05年に就任したが5年は大きな節目。新しい成長基軸を描いてほしい」、寺坂専務は「しっかりたすきを受け継いで走りたい。お客さまの感動を呼べるよう頑張りたい」と述べた。福永社長は同社顧問となる。どちらも3月25日に就任予定。(