櫻正宗、日本酒活性化へ「まろや燗」提案 創醸400年の恩返し

酒類 ニュース 2025.11.28 13037号 03面
山邑太左衛門社長(右)と原田徳英取締役

山邑太左衛門社長(右)と原田徳英取締役

限定発売の「秘醸」は売上げの一部を適正飲酒の啓発活動などに寄付する

限定発売の「秘醸」は売上げの一部を適正飲酒の啓発活動などに寄付する

新スタイルの楽しみ方「まろや燗」の浸透を図っていく

新スタイルの楽しみ方「まろや燗」の浸透を図っていく

アルコール分5~10度の日本酒を60~70度Cにお燗し、鰹節や塩昆布、梅干しなどと楽しむ「まろや燗」

アルコール分5~10度の日本酒を60~70度Cにお燗し、鰹節や塩昆布、梅干しなどと楽しむ「まろや燗」

 老舗蔵元・櫻正宗が日本酒の活性化に乗り出す。酒造りを始めて400年の記念事業として、健康志向の高まりに対応した低アル酒による燗酒や日常的に日本酒を楽しむスタイルの提案など幅広い活動を展開していく。11代目当主の山邑太左衛門社長が20日、東京都内で会見して、「400年にわたり地域や行政といった多くの皆さまに支えられて酒を造ってきた。業界全体を盛り上げて恩返しをしたい」と強い思いを語った。
 記念事業のうち特にユニークなのが「低アル燗酒の新しい飲み方」の

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