百貨店19年度業績、主要店舗は総じて減収 コロナ禍まだ軽微

小売 決算 2020.06.17 12066号 12面

 百貨店の19年度業績は、20年3月の売上げが計上される2月期決算会社と計上されない3月期決算会社の違いでコロナ禍の影響に差が見られた。中には旗艦店のリニューアルで増収となる企業や、営業利益を伸ばすところもあった。しかし店舗別に見ると、各社の主力店舗はほとんどが減収。18年度は年商1000億円を超える店舗が11店、そのうち6店は増収だった。それが19年度の1000億円超えは10店に減少、増収店舗は3店、それも全て2月期に限られる。3月期の店舗になると減収幅が5%を超えるケース

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