中元ギフト特集2023
◆中元ギフト特集：小売業 ギフト機会が多様化、グルメを軸に変化対応
店頭ギフトセンターで試食販売を本格的に再開（そごう横浜店）
ECとスイーツでギフト市場の拡大を目指す（大丸松坂屋百貨店）
中元におけるギフトセンターの役割は依然として大きい（松屋銀座店）
そごう・西武は旬のグルメを楽しむ機会として提案
ギフト市場の変容は、カジュアル化やパーソナル化といわれて久しい。意味するところは、つまり贈答の機会や動機が多様化したということだ。夏季のギフトシーンとしては5～6月の母の日・父の日が存在感を高め、また個々人のさまざまな記念に合わせて贈答が行われる中で、フォーマルギフトとされる中元の必要性は相対的に低下してきた。それは人のつながり方の変容を背景にしたものでもある。私生活のつながりは家と家ではなく個人単位の傾向を強め、仕事上の付き合いも私生活とは線引きする風潮の中、フォーマルな
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